内容説明
タートム侵攻の報を受け、国境に先行した猛将・ベルナルフォン。兵力で勝るタートムの軍勢を相手に善戦するアルセイフ軍だったが、その裏には、ある“特殊な部隊”の活躍があった。そして、遅々として進まぬ戦況に、タートムの将軍・カルバイの要請を受けたシズヤ率いる“裏切りの暗殺者”たちがついに動き出す……。突如現れた、“空からの刺客”に撤退を余儀なくされるアルセイフ軍。ベルナルフォンはその責を問われるが、その時、驚くべき援軍が現れて――。数奇な運命に翻弄される少年少女たち。その裏で、国を守る男たちのもう一つの戦いが幕を開ける！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
七月せら
17
攻めるタートムと守るアルセイフのぶつかる最前線。それぞれの国の事情以上にそれぞれの兵を率いる将達の性根が色濃く現れる戦いが繰り広げられ、戦場全体の動きを遠目で眺めている視点ながらなかなかの臨場感でした。イリスもようやく自分でも気づいていない本当の心を表に出しつつあるようです。ラストが本当に良かったという終わり方でひと息ついてしまいそうですが、この世界における本当の戦いはここからかもしれない。2020/08/04
klu
6
ここで一段落ですかね！終盤どう展開していくのか楽しみ2023/01/22
ソラ
5
【読メ登録以前読了作品】 内容（「BOOK」データベースより） タートム侵攻の報を受け、国境に先行したベルナルフォン。兵力で勝るタートムの軍勢を相手に、善戦するアルセイフ軍だったが、その裏にはある“特殊な部隊”の活躍があった。遅々として進まぬ戦況に、タートムの将軍カルバイの要請を受けたシズヤ率いる裏切りの暗殺者達がついに動き出す!突如現れた“空からの刺客”に撤退を余儀なくされるアルセイフ軍。さらにベルナルフォンはその責を問われるが、その時、援軍として現れたのは―!?数奇な運命に翻弄される少年・少女達。そ2007/07/23
木っ端みじんこ（感想は自分用メモ）
5
【2012_141/☆3.5】ソフィアが可愛い、お父さんはもっと格好いい2012/12/08
たこのまくら
3
国境における対タートム戦。相変わらずたった数騎で戦局を大きく左右する幻鳥の存在は鬱陶しい。毎回シズヤ達には歯噛みをさせられるのだけど未だ退場とはならないらしい。とはいえ前線に新国王自ら参戦したことで今までの彼の気弱な印象を吹き飛ばし、新たな頼もしい仲間も登場、そして彼女の復活、と大きな進展があった。次回からいよいよ世界の核心へ迫る？2021/05/09
