内容説明
八代将軍・吉宗の寵姫である竹姫が大奥女中の雑用を引き受ける男衆の五菜に襲われた。竹姫の操を奪おうとした行為に吉宗は激怒。竹姫付き御広敷用人の水城聡四郎は吉宗の命を受け、竹姫を襲った五菜の背後にいる「真の敵」を炙り出すべく動き始めた。さっそく刺客に狙われた聡四郎は、はたして「敵」をどう制圧するのか。好調の人気シリーズ、躍動感満載の第八弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
74
御広敷用人 大奥記録「柳眉の角」8巻。聡四朗大変ですね次から次へと吉宗からの対応に四苦八苦か真っ直ぐな人だけに仕方無いか、玄馬や紅が際立つな~(笑)2019/09/23
佐々陽太朗(K.Tsubota)
71
竹姫を襲った者に対する吉宗の怒りは凄烈。竹姫も怒りは苛烈であろうけれど、 あくまで気品を失わずやんごとない。『柳眉の角』とはそうした意味か。2016/07/11
いつでも母さん
46
シリーズ8作目。今回はスタートからテンポも良く、スカッとした。『大奥』は大体がどなたの作品でもあまり好感が持てないのだが、今作でもホント嫌な『おんな』達の世界で辟易させられる。竹姫が賢いのがいいな!それにしても主役の聡四郎の成長が遅い(笑)真っ直ぐで不器用な人なのは好きなのだが、この先も吉宗に良いように使われ紅にも頭が上がらなくなるのだろうと思うと・・・上田センセ、そろそろサッサと完結して欲しいところです(汗)2015/07/31
ジュール リブレ
15
シリーズ8冊目、今のところ最新作。再び京へ向かうことになった水城。というところで止まりましたが、次を楽しみに。2015/11/29
あかんべ
9
上田作品、同じような時代の同じような役目、そして同じような展開ちょっと飽きた。 別口の作品が読みたい。2015/08/15