内容説明
使徒との騒動が片付いたある日のこと。イリアとハクは、リュネビルの街の外を進む馬車の中にいた。石畳から顔を覗かせる草花、なだらかな丘陵。初めて街を出たハクは、美しい景色の数々に目を輝かせていた。そんなハクはイリアに、彼女が初めて街の外に出た時のことを尋ねる。楽しい思い出話を期待したハク。しかし、イリアの答えは予想外のもので――。生まれ故郷であるエルフの里で、かつてのイリアが目にした壮絶な真実、そして待ち受ける、切なすぎる別れとは。「小説家になろう」発の大人気シリーズ、待望の新ストーリー!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
niz001
4
重たい過去話。エルフ族にとっくにキレてもおかしくないよ。2017/04/01
ささきち
3
2.5まで読んでその後放置していたらwebと同じ結末を辿ったと聞きもういいや~と止めていたが5巻からまた過去編がスタートしたと今更聞き読了です。とーっても気になっていたイリアの幼少期のお話でどんな事があったのだろう?と思っていましたが…なにこれ?何故エルフが今だに存続しているのかがわからない、生きているだけで既に慈悲なのに今だにイリヤに付きまとうとか正気か?人種としての誇りも尊厳も自分達から踏みにじったのに…無知は罪と素でやらかす糞種族そりゃエルフ嫌いにもなりますよてか嫌いで止まっているのが異常とも言える2018/06/11
カラクリ
2
この感じはまだ続けるということか?1巻がすごいよくて徐々にう~んってなってたけど、この5巻は控えめに言ってスゴくよかった。2017/05/31
nanashi
2
前巻で完結かと思ったらまさかの続刊。ボカされていたイリアの故郷の話。黒歴史、というより暗黒面に堕ちたイリアの過去が明らかになる。2017/04/14