内容説明
赤狩りと二度の離婚で心に深い傷を負ったクェンティンは、激動の半生を顧みる――著者とマリリン・モンローとの結婚生活をはじめ、私生活に多く題材を獲った自伝的傑作「転落の後に」、親ナチス政権下の留置場を舞台にユダヤ人刈りの実相を描き、衝撃の結末へとなだれ込む一幕劇「ヴィシーでの出来事」の傑作二篇を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
くさてる
20
戯曲なので、小説とはまた違った場面が脳裏に浮かぶのだけど、この本に収録されている二編はどちらもそレがあまりに生々しく迫って来るような作品で、精神的に疲弊した。けれどっ読み続けずにはいられない。すぐれた作品とはそういうものだ。でも実際の舞台でこれを見る勇気はない。特に「ヴィシーでの出来事」はほんとうに恐ろしく、人間の真実はこういうものだと思わされる内容で、すごいと思う。でも辛い。苦しくてたまらない。けれど読み返してしまうのだ。2018/01/31
みぃちゃん
0
ミラーとマリリン・モンローだと思うと胸が苦しい。2019/09/18
かわうそ
0
読んだし、舞台も観た。どちらも涙が出た。
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