内容説明
陸上自衛隊員・笠間慶一郎は宿敵・善住坊を倒した後、現代に帰還する。しかしそこは歴史が改変され、存亡の危機にさらされた別の日本だった。歴史修復のミッションを託された慶一郎は再びタイムスリップ、歴史に介入していくが、仲間が一人また一人と消されていく……。大人気『戦スナ』シリーズ、怒涛の最終章！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Koning
27
そして絶体絶命だとおもってたらさくらと二人現代に帰還しちゃったよ！でも歴史は思いっきり変わってた！その変わっちゃった歴史で歴史を書き換えるために要人暗殺なんかをする部隊に入れられて〜。という完結編。うん、まぁそういうオチに持ってくよね。という感じはするですが、中央集権的何かが日本人を規定したのは〜って江戸期ですらないんだからちょいとアレな理由付けだったなーとか、現代のあれな連中があの時代で死ぬことになったりでその辺のパラドクスはどうする？あたりは放り投げられてる（笑）2016/09/11
YONDA
14
最終巻は現代での話がほとんどで戦国時代は最後にちょっとだけ。強引に話を繋げて終わらせた感が強く、「戦国時代での話は何だったの？」と、疑問に思った。しかし、改めて「戦国自衛隊(千葉真一の)」を見たいと思わせてくれたことには感謝。2018/05/29
ぺぱごじら
13
最終巻。いきなり真面目なSFになってて笑った。時間の移動に関するルール設定が詳細で読んでいて白けない。歴史をいじった結果が芝村裕吏のマジオペシリーズの世界観に似ていて、結構同じような分析結果になるんだな、と感心しました（笑）。2016-1072016/08/17
zero
3
予想外且つ残念な終わり方。タイムトラベルものであれば、過去に飛んでタイムパラドックス的な行動を取ったとしても、それを含めて『過去』という概念にしないと何でもありになってしまい、収拾がつかなくなる。現にそうなってる。好きなシリーズだったので本当に残念。2016/08/13
niz001
3
完結。予想外の現代舞台にしたタイムトラベルSFに。これはこれで面白いねんけど、名字で何となく黒幕がすぐわかるのと自分的には「余」は余計な気が。聖ヴェロニカ学園といえば「金剛番長」か。2016/08/14
