内容説明
戦国時代にタイムスリップした陸上自衛隊員・笠間慶一郎。ひょんなことから信長の命を救ったことで、ボディガード兼鉄砲頭として取り立てられた。しかしその間にも信長包囲網は着々と完成に近づき、最強の敵・武田信玄が動き始めた。信長は女忍者・さくらに信玄暗殺を命じる。一方、慶一郎は信玄の父・信虎に無理やり武田側に寝返るよう説得されるのだが……。 大好評「戦スナ」シリーズ、第3弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Koning
24
武田の信玄のたまぁとらねばさくらがやべー。というなんだかな理由で人撃つのはさすがに鬱だった主人公がとうとうなのだけれど、また怪しげなおやじが出てきてーさーどうする?という巻2016/09/11
ぺぱごじら
13
お一人様戦国自衛隊三巻め。『武田信玄上洛中止の裏歴史』編。この手の話は主人公が誰に対しても恋心を抱かず気付かずという事が多いのに、また現代に未練たっぷりの癖に、しっかり彼女作って仲良くしてるのが面白い。そこにつけこまれて久しぶりのチート武器使用というのも(笑)。ふざけてるわけではないが、真剣な場面がもひとつ真剣にならないのがこの作者のいいところ。あと人を容易に殺す描写が少ないのは、作者が『人の生き死に』に敏感なんだろうなとも感じられる。2015-2032015/12/14
トールパパ
10
柳生さんの本にしては、段々軽妙さがなくなっていく。でも、面白い❗️最後に平成の街並みが見えたのは、次巻でのどのような伏線になっているのか楽しみです。2015/05/08
寒っ!!
5
大分スピードアップしてきたみたいで次の巻を早く読みたい。実在の人物はその先が分かっているから,松千代とイサナの行く末がどうなるか心配だ。2019/02/05
爺
4
相変わらず面白いけれど、主人公の慶一郎が人を撃つことに躊躇いがなくなってきている。それほどまでの葛藤があったわけでもないのにこの変節は、少々キャラがぶれているようにも感じた。また、これは歴史物の常でもあるのだが、歴史自体が主人公になってしまい、本来のキャラの行動や動機よりも重視されるため、キャラ小説としての賑やかさが抑圧されてしまう。本作はそれでも頑張っている方だと思うが、信長なんて既に背景化してるし……。続きではもっとキャラに寄ってくれと期待しつつ。2015/06/16
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