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内容説明
大天使ミカエルがマリアのもとにつかわしたお目付け役の美少女天使エゼキエル(ふだんはハト)。マリアが人前で魔力を使わないように監視しなきゃいけないのだけれど、あの手この手で魔法を使われ続けちゃってる日々。でも一方で、純粋にみんなの平和を願い戦争をなくしたいと願うマリアの心意気にちょっとずつ共感もしちゃったり。そんな中、百年戦争はますます激化。マリアが見過ごすはずはない! カバーや本体表紙もきっちり収録!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中
48
魔女として力を行使すること、神様、天使、なんだか壮大な話になってきたなぁ。そして、そんな壮大な話の中で、純潔さが後々どこまで物語と関係してくるのかも楽しみに読むことにします2011/10/10
眠る山猫屋
30
戦争が嫌いな魔女マリアと、マリアを矯正するために送り込まれた天の使いエゼキエルの関係が2巻のメイン。ミカエル直属のわりに非力なエゼキエルがかわいい。使命と感情の狭間で揺れ動くエゼキエル。そして傍観者イングランドの魔女ビブ。後々大事なキャラクターたちが登場。ツンデレの描き方が抜群に巧いなぁ。2016/07/28
saga
27
イングランドの魔女ビブ登場。まだマリアとの絡みは少ないが、今後に期待。何故マリアが戦を止めさせて人間を救うのかの原点を見せられたエゼキエルの葛藤が人間っぽくて興味深い。冷徹な大天使ミカエルと慈悲深い魔女マリアという着想が楽しい。カバーはいつものマリアと違って可愛らしく「小悪魔」的だ。2015/03/04
まろんぱぱ♪
23
作品の歴史背景とかは、他の読メさんが書いているので割愛。巻末の数ページのシーンは圧巻でした。乾いた戦場と駆り出された兵士とその兵士たちのだろう、家族、愛しい人々、このコマ割りのコントラスト、マンガという技法の醍醐味ですね。そこでのマリアの「さあ、うちに帰ろう」の言葉、不覚にもちょっとウルッときました。マリアが戦いを嫌う理由、天界に従わず力を行使する、その根底にある「純粋」、これを語ることは野暮と感じます。で、こんな雰囲気をぶち壊す(笑)フクロウたちの処女性を巡るやり取りにはワロたです^m^2015/02/25
アイゼナハ@灯れ松明の火
23
争うも争わぬも人の自由な心の在り様。一度見守ると決めたからには、何人たりとも邪魔はさせないわっ!!…天上の主のお考えとしてはこんなところなのかしら。対立する全ての祈りを聞き届けることはできない。見守る方も結構辛いのかもしれないけれど、ね。クライマックスには度胆を抜かれました。予告がまたシビレます。その問いの答を、僕も知りたい。早く3巻を!!2012/06/13