内容説明
「ようこそ、私にうってつけの街へ。塚木咲希」頬に浮かぶ酷薄な微笑、見慣れぬ制服をまとった彼女は、塚木咲希。――すなわち、咲希自身だった。ふたりが対面した瞬間に、どこにでもある平凡な街は様相を一変させた。人に混じり妖精や小人が歩き、近代的なビルの隣には石造りの古い塔が立つ。神話と現世が混ざり合い、女神ヴェルザンディの望みが今、叶えられようとしていたのだ。そのとき、パートナーである白銀の狼・月喰いが不調を訴えて、本物の咲希に牙をむいた! 封印された神の物語が解き放たれるとき、地上に残るのは神か、人か。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ソラ
6
内容(「BOOK」データベースより) 頬に浮かぶ酷薄な微笑、見慣れぬ制服をまとった彼女は、塚木咲希。―すなわち、咲希自身だった。ふたりが対面した瞬間に、どこにでもある平凡な街は様相を一変させた。人に混じり妖精や小人が歩き、近代的なビルの隣には石造りの古い塔が立つ。神話と現世が混ざり合い、女神ヴェルザンディの望みが今、叶えられようとしていたのだ。そのとき、パートナーである白銀の狼・月喰いが不調を訴えて、本物の咲希に牙をむいた!封印された神の物語が解き放たれるとき、地上に残るのは神か、人か。 2009/04/03
ソラ
3
【整理・再読】2021/07/24
ユウ@八戸
3
雰囲気ラノベ、厨二向けラノベと言われてしまえばそれまでなんですが、以降の葉村作品が好きな人にはやっぱり堪らないラノベでした。特にバロック好きにおすすめ。2014/08/21
竹花 樒 - Shikimi Takehana
1
なるほど、そう締めてくるとはまるで予想できなかった。思えば、咲希とシロの関係性は百合のそれに非常に似ている。ここでは咲希の可能性までもが全力でそれを志向してきたのだ。運命の女神までも巻き込んで収束したラストは圧巻だった。もうね、本当に百合なの。咲希の純情にも心惹かれるのだけど、報われないと分かってはいても全力で咲希を欲する蝶々に身悶えた。あまりに可愛すぎて失神しそうになりましたよ。閉じた世界の甘美な景色を描ききった怪作でした。2009/04/01
八岐
1
眠くて朦朧としている時に読んだら、何が書いてあるかさっぱりわからなかったようで、物凄くシンプルな話のような気もして、なんかストンと心に落ち込んだのが不思議な話。再読すると印象も変わるかもしれないけど。独特だったねえ。もしかしたら、まったくの勘違いかもしれないけど。2009/03/30
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