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内容説明
吉田聡が赤裸々にデビュー前後の己を描き切った笑劇的半自伝まんが道の決定版!
「小人閑居して不善を為す」
時田サトシ、21歳に。……なったはいいが、眠るは、破るは、縋りまくるはの相も変わらず残念野郎状態。
メルシー佐藤師匠に続く、まんが道の第二の道標すら見出せないままに…
刻は決して巻き戻らず、激動の1982年へ突入ーー!
問答無用の熱烈ドキュ“漫”タリー第4集!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やいとや
1
「ひとりぼっちの淋しい気持ち、それを表したい。それは正しい。でも、中途半端でケムに巻いてはダメだよ。もっともっと物語にしていかないとね」という坂上のアドバイスが刺さる刺さる。そう、自分の中にある物をそのまま出して行くだけじゃあ一見「作品」にはなるけどそれじゃあ「物語」にはならないんだよね。その坂上は会社を去り、時田の物語からは退場する。矢張り、時田の中に「残る」言葉をおいて。という事で今回の主役は坂上。本当にオッさんが熱い漫画である。2021/11/23
栄吉
0
★★★☆☆(再読)天才とは?2015/01/15
hiroshi0083
0
いい漫画が描けず、相変わらず迷い悩んでいる主人公、時田サトシ。 そんな彼への、周りの大人のアドバイスが含蓄に富んでいて素晴らしい。 僕自身が心に留めておきたいのは下の二つ。 1.バイトの先輩万丈目が、人生を山登りに例えたもの。 「面白いもんで、頂上ってのは登る前から見えちゃあいるが、イザ登り始めるとなかなか近づいてくれねぇからな」。(コメントへ続く)2014/01/27