内容説明
薬売りの七三郎が長屋で不審死を遂げた。折しも町年寄の元に、ネズミ講まがいの騙(かた)りにつられた被害の訴えが押し寄せていた。膏薬や丸薬を葛籠(つづら)で仕入れて首尾良く売れれば、成功報酬が支払われる儲け話だったのだが、素人にそうそううまくいくものではない。損を抱えた大勢が町年寄に訴え出たのだ。町年寄配下として町方の手に負えぬ事件の調べを請け負う柏木宗十郎の出番であった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
94
新・問答無用「騙り商売」4巻。町年寄からの事件依頼はネズミ講まがいの騙りの事件解決、永吉がだんだんと成長し宗十郎夫婦との距離が縮まり良いですね。2017/12/17
ひさか
8
2017年2月徳間時代小説文庫刊。書下ろし。シリーズ4作目。いつものように町年寄から来た難題の解決の話で、変わり映えしないように思いましたが、なかなか面白く、楽しめました。2017/05/17
犀門
2
#016★★★☆☆2018/01/19
goodchoice
0
読みだすと主人公の状況を思い出し、だんだん筋立てに入っていける。今回はいわゆるネズミ講だな。2017/06/09
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