内容説明
大八車から転がり落ちた酒樽で、お路(みち)は足の指をつぶす大怪我を負った。まともに歩けなくなり、縁談も壊れかけたお路への償い金は、荷主と車宿が意地を張り合って、いまだ払われていないのだ。江戸の町人たちの様々な諍(いさか)いを治める町年寄の元で、探索方として働く柏木宗十郎が解決に乗り出すが、件(くだん)の車力(しゃりき)が殺される事件が起きる。町方は、お路の許嫁・貞助に嫌疑をかけた……。シリーズ第2弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
128
新・問答無用「難局打破!」1巻。江戸に戻ってきた佐久間音次郎さん、柏木宗十郎と名前を変えて、今度は町年寄の助っ人に、戸惑いつつも凄腕を見せるのか、次巻が楽しみ。2016/02/18
ひさか
1
2015年12月刊。文庫書下ろし。シリーズ2作め。たいしたことのない話だなあと思い、読み進めましたが、それなりに引き込まれました。でも、小ぶりな話ではあります。2016/03/30
犀門
0
#006★★★☆☆2016/01/15
のんぶぅ
0
けなげなお路に貞助の想いは、宗十郎の妻きぬと、永吉の言葉が泣けました。2015/12/06
kikimimi01
0
☆32019/07/26