内容説明
密命をおびて悪を討つお勤めと引き替えに獄を放たれた幕臣佐久間音次郎。ながき浪々の戦いの日々の果てに役を解かれ、連れあいのおきぬとともに平穏を求めて江戸の町へ戻ってきた。しかし音次郎の機知と剣の腕前を見込む者たちは、彼を放ってはおかなかった。その凄腕が江戸の町人の諍(いさか)いごとを治める権力者、町年寄の目に止まったのだ。音次郎の悪との戦い、修羅の日々が再び始まった!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
107
新・問答無用「凄腕見参!」1巻。問答無用は、故あって石出帯刀よりの命により悪を討つ任務をしていた佐久間音次郎さん、新シリーズは町年寄の頼みにより、名も柏木宗十郎と改め自ら探索から初めて悪を討つ筋書きのよです、前シリーズ2巻しか読んでいないので並行して読んでいかねば。2015/09/06
犀門
1
#179★★★☆☆2015/09/15
goodchoice
0
問答無用の新シリーズという事で、再度舞台を江戸に変えて始まった。相変わらずの件の冴えも素晴らしいし、今度は町年寄の隠れ用心棒みたいな設定で楽しめそうだ。でも、名前はやっぱり宗十郎より音次郎のほうがしっくりくるなぁ~。まあ、徐々に慣れてくるんだろうけど。2016/03/27
ひさか
0
2015年5月刊。文庫書下ろし。シリーズ1作め。音次郎は、町年寄の頼みで、江戸の事件の調査を始めることになった。前シリーズが好きで、音次郎ときぬが登場する話の新作は嬉しい。新しい設定の話も面白く、これからも楽しみです。面倒を見ることになった15才の永吉の登場が唐突で、音次郎の無茶ぶりを思い出してしまいました。2015/08/06
kikimimi01
0
☆32019/07/22