内容説明
暴君を倒し、バルザルグの女王となった宗主クレア。彼女によりバルザルグの大将軍に任命された少年レインの前に、新たな敵が立ちはだかる。それは、ヨーデンセとシャトワールの二国。その二国が、バルザルグを獲るべく軍を動かしたのだ。国を得て日が浅く、また兵力で劣る中、大将軍レインは二国を迎え撃つために出陣する! 一方、ザーマインとの激戦を終えたサンクワールの上将軍レインには、悲しい別れが待っていた――
感想・レビュー
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さっきだったとら
1
表紙を飾った割に案外あっさり倒されたように見えるアルザスは結局正体不明のまま姿を消すし、魔族を崇拝する謎の組織も配下は倒したものの親玉は行方をくらますしで、暗雲立ち込める王都と同じくきな臭い不穏な感じがぷんぷんするねぇ。レイグルとゲネシスがともに登場しなかったこともあって、嵐の前の静けさといった雰囲気。この調子だと次は大荒れになるかもしれんね。レインとガサラムの最期のやり取りは湿っぽくなくていいね。いかにもこの二人らしい。2016/12/01
Ryoufui
0
12も2020/07/27
せき
0
少年レインはふっかけられた戦いに勝利して領土を拡大し、レインはサンクワールの問題をひとまず沈静化させたので、当座の問題は解消された感じ。次はレイグル・ジェネシスとの戦いになるのか。しかしレインの行動、発言には勇気づけられるものが多々あるね。堂々たる良い鉄板主人公である。2019/03/24
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