ビッグコミックス<br> さよなら ハヰドランジア(下)

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ビッグコミックス
さよなら ハヰドランジア(下)

  • 著者名:加藤望【著】
  • 価格 ¥763(本体¥694)
  • 小学館(2017/01発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784091892256

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内容説明

昭和六年、東京。帝都大學に通う司葉公太(しばこうた)は楽しいことが大好き。学校の記念式典を乗っ取り、即席で集めた仲間達とショーを強行する。その計画を否定し公太と真っ向から対立していた大學首席の日下真一郎(くさかしん いちろう)をも本番では舞台上に引きずり出し、見世物は大団円を迎えた。喝采をあびて公太は大満足、一方まんまと嵌められ不本意な日下。しかし、タイプの異なる二人はこれを機に交流を深めていく。季節は巡り、やがて二人が互いの夢を語る仲にまでなった頃、ある病魔が日下を襲い、二人の関係はさらに変化していく。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

放蕩長男

10
互いに、相手の父親の死の遠因になったという罪を背負っていtた公太と真一郎。芽生えた友情は壊れ、真一郎は結核によって余命を削られます。殺意すら向け合い、罵りあった二人が、最後に求めたのは、許しでした。結局似た者同士だった両者。自責の念に駆られて、その後の選択が違っただけ。それに気がつけた公太は、真一郎を許すことができました。罪と償いについて、考えさせられる作品でした。 2017/04/23

のりあ

3
ひょええ闇だ闇だー!!救いのない展開でも良かったんだけど、やっぱりね、それは辛過ぎるよね。公ちゃんは人に恵まれてる。公ちゃんも日下もどちらも人間味があって素晴らしい。読み応えがありました。2017/01/15

のむ

2
漫画は登録しないつもりだったけどこれだけは記録に残して起きたいと思って……一先ず下巻だけ……。この終わり方でよかった……この終わり方でなかったら、私の好みすぎて祀るとこだった……しんどすぎて召されるとこだった……し、多分この終わり方のが読後感いい……よね……うん……。漫画うまいし(誰目線)、次回作も楽しみにします……。「表紙の雰囲気が好きなら読んで」とは誰かのレビューだったけどほんとそれ……語彙が腐女子になるけど別にこれは……BLではないしそんな読み方は……してない……うっ……2018/02/21

喜多純

2
上巻を読み終えた時点では、メイン二人はこのまま仲良くなってくのかなぁ、まあでも物語だし多少波乱はあるのかなぁ、ぐらいに思っていたのですが、予想をかなり裏切られる展開でした。日下くんの苦悩は序盤から描かれていましたが、公太のほうも思ってた以上に複雑で歪なところがあり、個人的にはそこにグッときます。折に触れて交わされる殺伐としたやりとりがたまりません。じわじわ暗い面が見えてくる公太と、徐々に感情表現豊かになっていく日下くん、その変化をぜひ最後まで読んでみてほしいです!2017/02/27

おばけ

2
上巻下巻ともに、素晴らしかった、の一言に尽きる。美麗なイラストから迸る闇と不穏、読んでいて心がさわさわとしてたまらなかった。こういったたぐいの作品をもっと読むべきだし、これから読めるのだというわくわくに期待がふくらむ。2017/01/23

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