ビッグコミックス さよなら ハヰドランジア（上）

著者名：加藤望【著】

小学館（2016/06発売）

• ISBN：9784091873804

内容説明

舞台は昭和初期。大學に通う司葉公太（しばこうた）は楽しいことが大好き。お祭りごとを企画しては先生に怒鳴られている彼は、ただいま商業演劇＝「レビュー」に夢中。歌も劇もお笑いも風刺も織り交ぜた庶民のための娯楽、レビューを楽しむ観客の笑顔が、公太の希望。さっそく、大學OBが集まる開校記念式でゲリラショーを開こうと画策中、花形役者として大學首席の美青年、日下真一郎（くさかしんいちろう）に目をつける。公太の誘いは何度も何度も断られるが、公太は全くへこたれず。日下はタイプのちがう公太がなぜからんでくるのか理解できなくて……

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[四野一二三]

表紙の美しさから身分違いの闇が深い系のBL だと思っていたが、多分これBLじゃねぇ。そして別に面白ければBLでもスプラッタでもエログロでも文句はないのだが、ぶっちゃけ上巻だけだと分からない。今のところ先は気になるがこのまま大団円とか持ち込まれるとマジでヘドが出そうになるのでドカンと強いのを一発願いたい。そしてキツイ事を言うと表紙詐欺です。表紙だけ見て買うとちょっと中身がうんざりする程度に絵柄が違う。同人誌じゃねぇんだからそこら辺頑張ってみろよと思う位には苛々しました。

2016/09/19

[放蕩長男]

戦前の日本の大学を舞台に、笑うこと、笑わせることに青春を賭けたお祭り男、市葉公太と、美青年優等生な苦学生、日下真一郎の出会いと交流、そして因縁を描いた漫画です。 正反対でぶつかり合う二人には、これからどんな運命に巻き込まれるのでしょうか。公太の明朗さが輝かしい反面、真一郎の影が薄気味悪いです。

2017/04/23

[へへろ～本舗]

時々見せる公太のシリアス顔が、病んでるようにしか見えず…。

2016/06/11

[のりあ]

好き！公ちゃんの闇が気になるよ……。でもこういう青春もの弱い。関係ないけど冒頭の公ちゃんが某自転車漫画の主人公に見えた＼(^o^)／あと女装男装あざっす！笑い、楽しいことは大事よね。

2016/07/07

[椿櫂]

表紙絵でジャケ買いしました。昭和初期の青年同士の友情ものなのかな。とても、良かったです！赤貧で主席で美形の日下くん好きだなあ。下巻も楽しみにしています！

2016/06/11