講談社X文庫<br> 土蜘蛛奇談(下)

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講談社X文庫
土蜘蛛奇談(下)

  • ISBN:9784062554169

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内容説明

「……教えてくれ。わたしは……誰だ」恋しい人と瓜2つの男は、美しい眉を歪めてそう言った。 「お前は、知っているのではないか。わたしが何者か……本当の名を、何といったのか……」その、切れ長の目も、唇も。なにもかもがあの人と、寸毫(すんごう)も変わらないのに──あまりの切なさに少年の瞳から涙が落ちる。追儺師(ついなし)・天本と半精霊・敏生。時の悪戯に引き裂かれたまま、魔性を降すことができるか!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

真理そら

57
金沢・熊野等々個人的に好きな日本各地が舞台になっているシリーズで楽しく読んでいる。今回の仕事ではついにタイムトリップしてしまう羽目に…。一条帝時代で定子は既に亡くなった頃の道長と伊周の最後の決戦(?)がそれぞれ安倍晴明と蘆屋道満の陰陽合戦的な視点から楽しく展開している。琴平敏生はこの時代でも人たらしの才能をフルに発揮して一人で頑張って、一緒に飛ばされた天本を探す。道満が登場するので「人買~」とうまくつながる内容になっている。シリーズの第一部完結という雰囲気の巻だった。2021/12/07

藤月はな(灯れ松明の火)

17
源頼光、渡辺綱、安倍吉平など妖怪関係者及び当時の政権関係者盛りだくさんで日本史の知識と趣味が役に立ちました^^記憶喪失になると天本も素直になるんですね。記憶になくても身体が覚えているからこそ、その人の思い出となる。弱いかもしれないけど心がしなやかで相手のことをちゃんと思って包み込めれば強さになる。未来を決めた起こった過去は変えられないけど想い続けることは枷になるが悪でも罪でもない。そして敏生、頑張ったね。小一郎はショックだったけどあなたを思う人はちゃんといるから、お疲れ様。2012/06/23

瀧ながれ

14
いろいろな事態がきちんと収まるべきところに収まって、経験値貯めてレベルアップのめでたしめでたし♪敏生ががんばりましたの巻でした。やっぱり天本さんて、力業でお仕事してきたみたいですね。よく今までどうにかなってたなあ…。2014/03/17

ふみ

13
道長と伊周の時代にタイムスリップのストーリーの後半です。もうね、自分の知識のなさが痛いのです。蘆屋道満は何度となく登場したし主要(?)キャラなので大丈夫なのですが、小野篁とか源頼光とか・・・あぁ、こんなの歴史の授業で出てきたかなぁ?しかも、すごい伝説があって、超楽しそうじゃない!追儺師のお仕事に絡む歴史の色々がほんと面白い。そこに、術者二人の関係や過去の色々がからみ、目が離せないです。まだまだ追います!2017/08/05

12
晴明に道満そして土蜘蛛 記憶を無くした天本。敏生と小一郎にはとても辛いお話でしたが、楽しかったです。天野の師匠河合さん、何とも軽いキャラでこれからが楽しみ❢2022/07/18

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