小学館文庫<br> 棺の女

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小学館文庫
棺の女

  • 著者名:リサ・ガードナー【著】/満園真木【訳】
  • 価格 ¥1,067(本体¥970)
  • 小学館(2016/11発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 270pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784094063592

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内容説明

カタルシスNo.1のハードサスペンス!

 ガレージで発見された、黒焦げの男の遺体。殺したのは、男にさらわれ全裸で監禁されていた20代の女性フローラ。現場に駆けつけた女性刑事D・D・は、フローラの素人離れした身の守り方に不信感を抱く一方で、男と3人の女性失踪事件との関連を疑う。そして、フローラもまたかつて世間を震撼させた誘拐監禁事件の被害者であることを知る。ところがその矢先、フローラがまたも失踪する。未解決失踪事件の被害者、フローラを取り戻そうとする母と彼女が唯一頼るFBI捜査官、そしてかつて彼女を監禁した男。一見バラバラだったピースがつながった時、あまりに壮絶な過去が浮かび上がる。そしてすべての謎が解けた時、震えるラストが……!
 米国のヒットメーカーが新境地に挑んだ、カタルシスNo.1のハードサスペンス。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のぶ

76
芦沢央「いつかの人質」や映画「ルーム」(原作「部屋」は未読)を思い出した。何となく物語の設定が似ている気がしたのだ。472日間、棺に閉じ込められたフローラ。監禁した男を焼き殺し脱出するも、その後またも誘拐される。懸命に捜査にあたる女性刑事D.D.ウォレン。こんな犯罪は許し難いが、エンタメとしてはとても楽しめる小説になっている。それにしてもD.D.ウォレンの捜査等の行動が魅力的で、面白さの源になっている。これがシリーズの1作目という事で今後、訳出されたら読みたい作家がまた一人増えた。2017/01/26

★Masako★

60
★★★★☆ 7年前に誘拐監禁され5年後に救出されたフローラが、再び別の男に誘拐監禁された。だが女性刑事・D.Dが監禁場所に駆けつけた時、男はフローラによって殺されていた。そしてその夜家に戻ったフローラが突然行方不明に。一体なぜ? フローラの視点、D.Dの視点、そして過去の棺桶のような箱に閉じ込められての酷い監禁生活の様子を織り交ぜての展開に目が離せず、ほぼ一気読み!とにかくフローラの心理描写が丁寧で、胸が締め付けられた。誘拐監禁からの生還は、ゴールではなく新たな苦難の始まり…。確かにそうかもしれない。2023/10/17

星落秋風五丈原

59
棺の下に埋められているであろう女性の姿が浮き彫りになっている表紙絵。何とも不穏。ガレージで発見された、黒焦げの男の遺体。殺したのは、男にさらわれ全裸で監禁されていた20代の女性フローラ。現場に駆けつけた女性刑事D・D・は、フローラの素人離れした身の守り方に不信感を抱く一方で、男と3人の女性失踪事件との関連を疑うところがその矢先、フローラがまたも失踪する。フローラとDDファーストコンタクト。まだお互い用心している。カリン・スローターもなかなかだけどこの作家さんもヒロインいじめますね。2023/11/04

ハスゴン

36
とても、分厚いが太字のところは辛いが読みやすいというかぐんぐん進むのですが、翻訳の宿命か途中から訳されるので次回は是非とも最初が読みたいですね。2017/04/25

吉田 光貴

35
ストーリーがかなり練られていて感情移入して読んだ。その女アレックス的なモノかと思っていたがこちらの方がストレートな物語で心に響く。2018/06/25

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