成長の限界 人類の選択

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成長の限界 人類の選択

  • ISBN:9784478871058

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内容説明

地球の温暖化はすでに限界を超え、崩壊への予兆が見え始めた。世界を震撼させた「成長の限界」が最新データをもとに、未来への最後の選択を迫る。最新データが描き出す崩壊の予兆と再生のシナリオ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hiyu

3
結構硬い話もあるのだが、全く抵抗なく読み進めることができた。いわゆるSDGsの考え方、志向性も示されており、自身のこととして思考し、実現する必要性が感じられた。反面最悪シナリオが行き着く先には、あるSFの舞台を示しているようにも感じた。2022/10/20

Gloria

3
"人々や工場が使う物質やエネルギーはどこからともなく現れるわけではなく、地球から取り出される。そして経済的な使用が終われば消えてしまうわけではなく、物質ならリサイクルされるか廃棄物や汚染物質になるし、エネルギーなら廃熱として放散される。物質やエネルギーは地球の「供給源」から「経済というサブシステム」を通って、最終的には廃棄物や汚染物質の終着点である地球の「吸収源」へと流れていく。"(p.65)最高にわかりやすい、過剰発展についてのシステマティックな説明。データと論理が綺麗でわかりやすい。2017/01/20

nchiba

3
人類が持続可能であるためのツールは、(1)ビジョンを描くこと、(2)ネットワークをつくること、(3)真実を語ること、(4)学ぶこと、(5)慈しむこと。漠然としているようだが、我々が成長ではなく発展するためにはこれらが重要。人類の未来のために自分のできることから行動しなければならないと感じた。素晴らしい提言を含む本だ。2010/08/11

Dax

2
訳あって読破。これでもかと危機感煽る内容。もちろん論証も精緻で批判云々の類いをする本ではない。なにより気持ちよかったのは、ありきたりな結語でヒューマニズムに訴えず、淡々と事実を並べつけ、現実を投げつける、ある種の爽快感。2015/09/05

かずや

1
SDGsがやけに目につく今日この頃、そういえば新しい版って出ないのかな、と思い出した一冊。再読しときたけど、できてない。2021/01/24

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