立原正秋 電子全集<br> 立原正秋 電子全集12 『舞いの家 箱根路を往く』

個数:1
  • 電子書籍
  • 特価

立原正秋 電子全集
立原正秋 電子全集12 『舞いの家 箱根路を往く』

  • 著者名:立原正秋【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 特価 ¥1,386(本体¥1,260)
  • 小学館(2016/11発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)

ファイル: /

内容説明

小田原で能楽宗家を継ぐ主人公と、舞台に限界を抱き、女に溺れていく夫を巡る愛の変転と破滅を描いた『舞いの家』を収録。

『舞いの家』は、能楽室町流の宗家に生まれ、その重みを背負い、胸深く情熱を秘め宗家を守ることに必死に生きる綾と、役者として舞台に限界を感じ、その渇きを癒そうと女に溺れていく夫・道明の二人を巡る愛の変転と破滅を、美しい箱根の風景とともに描き、美と狂気の世界を構築した長編。綾を星由里子、道明を田村高廣が演じ、NET系列で昭和47年1~3月にTVドラマ化された。他、夫の間に子が出来ない妻が、山北の工房で恩師の子を身籠ったものの流産させてしまう『のちのおもいに』、湯河原の保養所で出会った人妻との逢瀬を描く『石楠花』、小田原近郊に住む僧侶との性に溺れた新橋の芸者が思い出を語る『仮の宿』、中年男と性愛にのめり込む女を描く『埋れ水』を収録。

付録として長女・立原幹氏が父の思い出を綴る「東ケ谷山房 残像 十二」など関連エッセイ2作収録。「写真で辿る立原作品の世界」(8)では、『舞いの家』等の作品の舞台となった箱根、小田原エリアを幹氏の書下ろし原稿と継望氏撮影の写真にて紹介。

※この作品にはカラー写真が含まれます。

 

同じシリーズの商品一覧

該当件数26件 全てにチェックを入れる/全てにチェックをはずす