内容説明
ユニコーン、スピッツ、椎名林檎、MISIAからNICO Touches the Walls、クリープハイプらまで多数登場! 音楽シーンの変容に立ち向かいながら活動を続けているアーティストやバンド、さらに音楽シーンの動向に迫った最新評論集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
amanon
2
リアルタイムの音楽シーンに殆ど興味が持てなくなって久しいが、本書の著者平山雄一は還暦を過ぎてもなおライブハウスに足を運び、ミュージシャンと交流し、様々なイヴェントを立ち上げている。まずはそのヴァイタリティに感服。また、本書のキー・ワードである「弱虫」はある意味ロックの本質をついているようで、かなり共感が持てた。「そうか、弱虫でもいいんだ」みたいな。後、驚かされたのが、著者が長いこと俳句を嗜んでいたという事実。そのことによって、歌詞を見る目が変わってきたというのは目から鱗。ただ、タイトルがちょっと頂けない、2016/11/27
おはじき
0
前作と比べてミュージシャンによりすぎてはないかと感じだ。前作は、多少つきはなした視線が現在のロックジャーナリズムとは違っていて新鮮だったので少し残念。2017/12/31
Yone
0
サブタイトルになっている「なぜ日本の音楽はマーケティングを誤ったのか」という部分はとても興味深く、納得感もある説明だった。 他にも震災後の音楽や、いくつかのアーティストの伝説のライブ、カバーソング等複数のテーマについて描かれた作品。筆者が本当の音楽好きなのがよく分かる。2017/11/23