内容説明
J-ROCKの創成期から35年。忌野清志郎を始めユニコーンからMISIAなど様々な人々を取り上げながら、独自の視点で日本の音楽界に疑問を投げかける。アーティストから絶大な支持を受ける著者の音楽評論集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あちゃりん
2
日本のロック歴史社会学的な本。洋楽のでは渋谷陽一っていう人のロック論は読んだことあるけど、その人は音楽の個人的好き嫌いが反映されてる物言いで面白かったけど、これは客観的に書かれてた。特に詩的世界についての解釈がナルホドって思ったかな。目次1 J‐ROCK前夜2 ロック・ジャーナリズムの夜明け3 新世代ロックの登場4 ライブの時代~バンドブームの到来5 プロデューサーたちの戦略6 遅れてやってきたCDバブル7 ヒップホップの日本化8 ユニコーン再結成9 それぞれの成熟と美しい未熟以上2014/12/22
やいとや
1
通史的に振り返る日本ロック、というのがテーマだが批判は極力せずにプラスに見られる事象のみを選択している為読み味は柔らかい。だが、そうなるともうちょい「自分の物差し」ってもんも見たくなるから人間は我儘だ。当然限られた紙幅である故、採り上げられないバンドやミュージシャンは数多いが、X(X JAPAN)に一切触れないのが少々意外であったがラスト近くのコラムでhideに触れた文章を読むと何となく分かってしまった。hideのソロデビューに平山雄一が噛んでいたとは知らなかった。弱虫、という辺りはイマイチ伝わらず。2025/06/17
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