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出版社内容情報
城ヶ崎家に嫁ぎ一年。天涯孤独だった蒼は、今では亡き父の背中を追い医者を目指して学びながら、夫・宗一の看護を務め、夫婦の時間も重ねている。初めての誕生日に、吸血鬼騒動の調査、雪の温泉旅行。旦那様の愛を一身に受け、秀でた観察眼と知識で日常に潜む謎を解きつつ、学友にも恵まれて――この先の未来を考えたとき、唯一影を落とすのは、宗一の体を蝕む病のこと。しかし蒼の「サトリの目」は、その謎を解く糸口を見出す――! 帝都シンデレラロマンス、第2章!
内容説明
城ヶ崎家に嫁ぎ一年。天涯孤独だった蒼は、今では亡き父の背中を追い医者を目指して学びながら、夫・宗一の看護を務め、夫婦の時間も重ねている。初めての誕生日に、吸血鬼騒動の調査、雪の温泉旅行。旦那様の愛を一身に受け、秀でた観察眼と知識で日常に潜む謎を解きつつ、学友にも恵まれて―この先の未来を考えたとき、唯一影を落とすのは、宗一の体を蝕む病のこと。しかし蒼の「サトリの目」は、その謎を解く糸口を見出す―!帝都シンデレラロマンス、第二章!
著者等紹介
栗原ちひろ[クリハラチヒロ]
2005年、第3回角川ビーンズ小説大賞優秀賞受賞作『オペラ・エテルニタ 世界は永遠を歌う』でデビュー。ハイファンタジー、現代オカルトなどを多く手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
冬野
11
シリーズ二冊目。前巻がとても良かったから続刊が出て嬉しい。表紙の宗一がやつれてるので心配だったけど、中身を読んだら想像より元気そうで良かった。女学生同士の関係もいいし、何より蒼と宗一の互いに救われ合っている関係性がたまらなく尊い。甘々で重さもあるのにどこか清々しい、この二人にしか出せない空気感。謎解き部分も面白く読んだ。ボーナストラック的な巻だそうなのでこれで完結なのかしら。この二人の日々ならいくらでも見ていられるんだけどな!宗一の荒んだ過去も気になるところ。とにかく末永く幸せに過ごしてほしい。星:5/52024/03/23
栗山いなり
9
蒼の女医を目指すための奮闘と夫である宗一との恋模様を描いた和風物語。結構医療物やってたと感じたし結構ロマンスもやってたと感じたので総じて悪くない出来だったと思う。続きが読みたいっちゃ読みたいけどどうなるんだろ?2024/03/03
あずとも
6
2人が結婚して一年。蒼は変わらず女医を目指して医学校へ通い宗一の看護をしつつ仲睦まじく暮らしている。初めての誕生日に、吸血鬼騒動の調査、雪の温泉旅行等盛り沢山な上に宗一の病の原因や蒼の両親の死の真相も判明。綺麗に纏まった感あるけれど今作で終わり?出来れば続きが読みたいけれどどうかな。2024/02/28
P
2
★★★★★ シリーズ2冊目。安定の面白さだった。ちゃんと調べて書かれている感じなので、細かい所も気にならず安心して読んでいられるし、文章が合うせいかどっぷりはまれる。登場人物の好感度も高い。好き。続きが読みたいけど、出るかな。2024/03/14
kinta
1
蒼の成長っぷりやいかに。宗一への愛情に裏打ちされた自身の覚悟のすごさよ。そしてそれを愛でる宗一ww。そして過去を決別するのではなく、認めた上で進める度量。久しぶりにどきどきはらはらでした。マツリちゃんが今後どうなるか…とか番外編があると嬉しいなあ。2024/04/09