花とゆめコミックス<br> 夏目友人帳 11巻

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花とゆめコミックス
夏目友人帳 11巻

  • 著者名:緑川ゆき【著】
  • 価格 ¥594(本体¥540)
  • 白泉社(2016/09発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784592193616

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内容説明

偶然立ち寄った多軌の家の蔵掃除を手伝う事になった夏目達。掃除中、蔵に封じられていた妖の封印が解けてしまい…!? メガヒットあやかし契約奇談11巻!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

エンブレムT

202
どれだけ手を伸ばしても届かない、過ぎ去った時の中にいる人を思い出すのは・・・からっぽになってしまった帰れない場所に想いを馳せるのは・・・なんて切ないんだろう。なんて悲しいんだろう。思い出さなければ、心はもうきっと痛まない。けれど、忘れてしまいたいわけではない。それは、宝物のように大切な優しい記憶。・・・「つかなくていい嘘はつくな」そう言ってくれる友人。「ただいま」と笑顔で帰れる自分の居場所。今の夏目を包むその優しさが、彼のこれからにもあり続けますように・・・。祈りにも似た気持ちを抱いたまま本を閉じました。2011/04/24

まりもん

100
たまたま寄ったタキの家でなりゆきで蔵の掃除を手伝うことになった夏目と田沼。掃除の最中に着物が消えていることに気づいた夏目。おかしいと思いつつも帰宅し、家で狙われてニャンコ先生に助けてもらう。やっぱり何かがあったとタキの無事を確認しようとして田沼と出会う。結局見えない2人をつれつつ、封印をといてしまった妖との戦いが。まぁ、ニャンコ先生もついていたので何とかなったけどね。夏目の両親が生きていた頃の家を見に行く話は、小さい頃の思い出やお世話になった頃の色んな思い出がまざりあって切ない2012/03/22

96
今までも感動の連続は度々あったけれども、この11巻は特に涙腺崩壊してしまった。夏目が実の父親と暮らした家のこと、おぼろげながら甦る父親との記憶、そういうものを胸に、今とこれからをみつめて歩んでいこうとする決心が、なんとも清々しい。どれもこれも宝物の日々であり、どんなに辛い過去があろうとそれらがあってこその今があるということ。だから過去も忘れなくていい。消さなくていい。彼がすでにそのことに気づけて、藤原夫妻を大切に守りたいと想っていることが、すごく嬉しい。2013/02/25

呉藍

88
この作品を読んでいると、ぎゅわーっと、ほんとに胸をわしづかみにされる瞬間があります。アホなことしか言わない両親や、バカなことしかやらない友人たちに、無性に「ありがとう」って言いたくなった。2011/03/10

wata

79
売られてしまう夏目の家。覚えてなくても家族がそこに住んでたと思えば大事な場所に違いないのに…。落書きやお庭も別の人の手が入れば全く変わってくるのに。寂しいなぁ(ノ_・,)2017/06/24

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