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内容説明
祖母・レイコの遺品である「友人帳」は手にすれば多くの妖の魂を束縛し、従え統べることが出来る契約書。それを受け継ぎ、名を返す日々を送る夏目は廃屋で箱の中に閉じ込められた少年・カイを助ける。彼を狙っていた妖を撃退するも、妖怪祓い人・名取も彼を付け狙っていて…!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
千尋
97
『夏目友人帳』6巻*祖母の遺品「友人帳」を受け継ぎ、妖怪たちに名前を返していく夏目くん*ある日、廃屋で箱に閉じ込められていたカイという少年と出会います*夏目くんはカイと仲良くなりますが・・カイは妖と妖祓いの名取さんに狙われていて・・!?本編上、初めての連載物です*他にも特別編として、子狐ちゃんの話とレイコさんとヒノエの出会いの話が書かれていて・・心がほんわかします**2014/01/05
黒瀬
93
基本一話完結方式の夏目友人帳では珍しい三話構成の『タカシの友人』では、優しさだけを肯定したくない作者さんの相反する思いが名取さんを通じて語られている気がする。夏目視点だと、どうしても祓い人が悪者扱いされているように見えるが、本来はこれがあるべき姿なのだろう。特別編の『レイコ懐古帳』ではたった8ページで麗子の魅力をコレでもかと伝えている。これはヒノエが惚れるのも仕方がない。 それから読切の『まなびやの隅』も非常に良き。普段はニコリともしない堅物先生のオフの姿を見てしまえば気になるのも無理はないですね。
まりもん
68
今回から1話完結ではない構成になっていてちょっと驚いた。それでも3話で完結形式は読み応えがありおもしろかった。知り合った友人が妖だったり、名取さんのある意味優しさで夏目の近くで妖退治の依頼を引き受けた。夏目にちょっとでも元気に暮らせるように。2012/03/22
wata
67
みなしご狐、頑張って夏目に会いに行けたね♪会えて良かった…こんどは夏目が会いに来てくれることに2017/06/20
匠
63
人間にも妖怪にも憎悪の塊のような想いはあるし、反対に純粋無垢な美しい想いもある。人間と妖、そこに差はない・・ということがじわじわ伝わる6巻だった。レイコさんとヒノエの出会い、仔狐が夏目に会いたいという想い、カイの人を信じたい想い、どれもがそうだった。舞台が都会ではない場所だからか、なおさら時間が止まったような、どの時代にも共通しているように感じられることがすごくいい。2013/02/25
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