キセキのヒロシマ(4) - 朝陽に映えて

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キセキのヒロシマ(4) - 朝陽に映えて


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内容説明

原爆投下以降、虚無感の中で過ごしていた巴でしたが、それでも2人の孫の明日のために「人を恨んでいる暇は無い」と立ち上がりました。

巴の周りでも、よしゑは新天地広場で一銭洋食の屋台を繁盛させ、藤井は誕生したばかりの広島カープの救済に参加し、思いを遂げるなど人々はたくましく生活を営んでいました。

ある日、市電に乗車した巴は、かつて親しかった少女運転士の喜多の忘れ形見の少女と出会い、改めて「許す心」の大切さを胸に刻みます―――。