竹書房文庫<br> THE NESSIE ザ・ネッシー 湖底に眠る伝説の巨獣 上

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竹書房文庫
THE NESSIE ザ・ネッシー 湖底に眠る伝説の巨獣 上

  • 著者名:ボイド・モリソン【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 竹書房(2016/08発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784801907935

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内容説明

湖底に眠る伝説の生物の謎が解き明かされる時、ナチスの遺した〈古の武器〉が発動する……
それは、世界の終末の始まりなのか──
〈シグマフォース〉のジェームズ・ロリンズ大絶賛!

ジェットコースターのような疾走感とアクション、胸躍る歴史的薀蓄の数々と先読み不能の頭脳戦。
だまされたと思って、ダン・ブラウン作品を置いて、ボイド・モリソンの小説を読んでみてほしい。
──リサ・ガードナー[作家]

◎謎の未確認生物×ナチの秘密兵器! ダーウィンと謎の生物の出会いが、世界を揺るがす大惨事を巻き起こす……
◎いまだ解き明かされない謎生物──ネッシー。果たして存在するのか? それとも──。エッフェル塔で起きたテロ攻撃の裏に隠された陰謀。それは、謎の生物と関連し、やがて第三次世界大戦勃発の危機へとつながっていく……。
◎『THE ARK 失われたノアの方舟』『THE MIDAS CODE 呪われた黄金の手』『THE ROSWELL 封印された異星人の遺言』に続く、〈タイラー・ロックの冒険〉シリーズ第4弾。タイトルにもあるネス湖のモンスターの謎をダーウィンの進化論とともに追って、またもや壮大なストーリーが繰り広げられる。タイラーとグラントの黄金コンビはもちろんのこと、タイラーの妹も登場。
◎【ストーリー】イスラム教国首脳会議が開催されたパリのエッフェル塔が、テロ攻撃を受けた。タイラー・ロックとグラント・ウェストフィールドの活躍により、敵の計画は阻止できたかに思えたものの、数日後、会議に参加していた指導者たちが次々と死亡。中東各国はイスラエルの関与を疑い、一触即発の緊張状態に。このままでは欧米を巻き込み、第三次世界大戦勃発の可能性が──。ところが、テロ現場からナチス開発の秘密化学兵器〈アルトヴァッフェ〉が発見され、事態は衝撃の展開へ。一方、タイラーの妹で動物学者のアレクサは、ネス湖調査中に謎の生物を目撃。それが原因となり、思わぬ形で彼女は一連の事件に巻き込まれていく。

■ネッシーとは Nessie
イギリスのスコットランドにあるネス湖で目撃されたとされる未確認動物のこと。ネッシーは、「ネス湖の怪獣 (Loch Ness Monster)」の通称。西暦565年、アイルランド出身の聖職者コルンバの生涯に関する伝記中で言及されたのが、ネッシーの発見報告の最古のものとされている。一九三三年以降に目撃例が飛躍的に増えているのは、ネス湖周辺の道路が整備されたことが起因とされている。一九三三年五月に湖畔でホテル経営をする夫婦による目撃談、同年の十一月には最初の写真が撮影されている。そして、翌年の四月にネッシーの最も有名な通称「外科医の写真」が新聞に掲載され、世界的に反響となる。ただし、この写真は後に捏造であったことが判明している。だが、写真や映像など数多くのものがあり、未だにその存在は謎とされている。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

129
タイラー・ロックシリーズの最新作第4弾をやっと読みました。あっという間でした。やはり伝説的な話と実際にあった歴史の話を結び付けるのがうまい、という気がします。上巻は、あるテロ事件がらみであっという間に解決してしまうのですが、それには裏があり、ということで期待を持たせます。チャールズ・ダーウィンの挿話から始まります。2017/01/17

absinthe

46
タイラーロックシリーズ4作。待ちきれなくて読んでしまった。今回も大冒険だが、今のところ主人公ロックよりも新キャラクタばかりが目立っている。ケレン味たっぷりのエッフェル塔の格闘から、水上機のアクション、そして謎とき… 下巻へ急げ。 2016/08/02

Panzer Leader

32
タイラー・ロック・シリーズ第4弾。今回のダーウィンxネッシーxナチスの秘密兵器は自分的には最強の取り合わせ。どんなに荒唐無稽でも最後にはあり得るかもと思わせてくれるこのシリーズ、今回はどんな着地点を用意してくれるのか。下巻へ急げ!2017/05/10

のりあき

26
スパイアクション小説。お題のネッシーとどのような形でリンクしてくるのかが、見当もつかない。読もうとして、続き物の4作目だと気付きました。翻訳がいいのか、原文がそうなのか不明だが、とにかく読みやすいです。場面展開がハッキリしていて、アクション映画のようだ。海外の作品にありがちな、ピンとこないジョークや、よく分からん例えとかもほとんどなく、ストレスなく読めました。下巻へ続く。2016/08/21

RIN

24
タイラー・ロックの冒険シリーズ第4作。今回はネッシーの謎とナチスの負の遺物が絡む。そして!私のグラントが~><。陽気で豪快で知識に頼らぬ知性の持ち主で繊細な心遣いができて、と、グラントの魅力を語りだせばキリがない。主役のはずのタイラーは正統派ヒーローというか、文中にもあるが”ボーイスカウトがそのまま大人になった”男だから人物造形がやや平板。それに引き替え・・・というわけです(笑)。下巻も楽しみ。2018/04/14

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