王国の子（７）

著者名：びっけ【著】

講談社（2016/08発売）

• ISBN：9784063808711

内容説明

エリザベスの身代わりに死の塔へ幽閉される事になったロバート。処刑の時が一刻と迫る中、エリザベスの無実を訴えるため名乗りを上げたジェイン！　民衆が固唾を飲んで見守る中、事態は意外な方向へ向かう。エリザベスのそしてゼントレンの命運やいかに？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[ななこ]

あぁ…この表紙を見ると胸が痛い。あまりにも理不尽な人生に翻弄された少女。それでも、最後は少し救われました。ロバート窮地により、エリザベスとロバートの間に強い絆ができた事が嬉しい。これから２人の関係性はどう変わってくるんだろうか。メアリ女王の影武者は、到底女王の器を演じられるような人物ではないなぁ。フェリペ登場でまた一波乱ありそう！

2016/08/31

[ぽっぽママ]

エリザベスを守りたいというロバートやジェインの覚悟が凄い。これから気になるのはメアリの影武者。新たな災いの大きな鍵だよね。

2016/08/09

[じぇりい]

物語の転機となる巻。ジェインの覚悟、エリザベスとロバートの決意。

2016/08/15

[椿]

ギリギリのところで処刑をまぬがれたエリザベス。女王はホントに、なんとかして妹を取り除きたいんだね。ロバートも逞しくなってきて、そろそろ影武者はキツイんじゃないのかな～。

2016/09/26

[ako]

ジェインが勇気を出してくれなかったらと思うと恐ろしい。エリザベスがジェインを助けたことはここに繋がってくるのか…メアリ女王にとって都合のいい結末にするためにエリザベスを首謀者にしようとしましたが、うまく行かないどころかロバートとマーガレットの影武者としての質の違いがますます顕著になった。フェリペがどんな考えを持つ人なのかによってメアリ側がどうなっていくのか…これから見ていくのが楽しみです。

2016/09/11