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内容説明
思い通りに育たない部下を抱えて、指導を諦めてしまっていないか――? 本書は、リクルート、ソフトバンクで20数年間、営業リーダーとして最前線に立ち続けた著者が、経験で培った人材育成の要諦をまとめたもの。「人を育てることの概念」から「営業経験を通して、新入社員、女性社員、ミドル社員、定年間近の社員を成長させるノウハウ」までを、さまざまな事例を紹介しながら解説する。著者はいう。「部下育成に大事なのは、部下の行動をよく観察し、性格を理解し、ベストのタイミングで適切なアドバイスをすることだ」と。エース級の部下でも調子を落とすときはある。そのときリーダーは、タイミングを図って小さな助け舟を出し、結果を出させる。それがますますその部下の成長を促すのである。過去の成功体験が役に立たなくなり、「上から教える」のではなく、「互いに学び合い教え合う」ことで組織を成長させていく時代に生きるリーダーの、人材育成の必読書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きいち
29
かなりな熱血営業マンの著者が、自分とは違うタイプの営業を次々と育てていくために考え抜いて自分を変え、リーダーとなっていった姿が見え、思わず敬意を抱く。特に印象に残ったのは、メンバーに挑戦の機会を与え、かつ一つ一つの営業の仕事の意味を折に触れ言葉にしていること。そうすることで、働き甲斐のある職場が生まれていく。こういう人に見込まれて一緒に働くと大変だけど、でも確実に成長できるよね。◇給与を3分の1に下げられてからの「捨てる神あれば拾う神あり」のエピソードは、ちょうど自分もそんな経験をしたばかりで心に沁みた。2016/11/25
Isao Aoyagi
2
努力や根性、そして気合いといった精神論も大事だがそれだけでは通用しない時代。あらためて部下との関係値の築き方を学ぶ時代に入りました。2016/10/21
そらパパ
1
得意なことを伸ばす 機会を与える2017/11/22
パングル
0
人が育つとはどうちつのとなのか、人を育てるにはちゃんとした公式がある。 人材育成の大切さ、ミドル社員の蘇生が変化に対応する最大の戦略等、分からなかった価値観に対する結論がバサバサと迷いを断ち切ってくれた。もう少し前向きに人と仕事をしていく努力を行いたい。。。2020/03/15