内容説明
萌絵の発祥から美青年との男色まで。乙女目線で読み解けば、日本の美術はこんなにディープで面白い。歴女から圧倒的な支持を集めた大人気シリーズ!春画コラム・猫絵の歴史を豪華書き下ろし!
本書には、紙版に収録されていた図版の一部が収録されておりません。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けやき
42
またまた「乙女」でないのに読みました~w とても楽しめました。2016/11/10
ゆきこ
19
シリーズ3冊目。「乙女」という独特の視点からの考察が相変わらずおもしろかったです。近世の浮世絵、特に「萌え絵」のくだりが特に興味深かったです。2018/04/23
ち〜
16
このシリーズ好きなんです、分かりやすくて読みやすい。今回は美術史という事で今ブームの伊藤若冲にも触れられていて面白かったです。2016/11/03
getsuki
16
乙女の〜シリーズ第三弾は日本の美術史。相変わらずサブカルネタをぶっ込んで笑わせてくれるね、著者……。真面目なネタが頭から飛びそう(笑)2016/07/29
navyblue
14
「乙女目線」による日本美術の解説書。読みやすく、面白いです。美術史に詳しくなくても、どこかで聞いたことのある有名な名前や作品が出ていますので、読み物として楽しめます。どの時代もよいのですが、最後は近現代の竹久夢二や中原淳一、萩尾望都まで登場します。「全部てが繋がっている」、歴史の流れの中で繋がっている、日本の美術というものを改めて感じることができました。この中から、興味のある作家や作品を実際に見に行く計画を立てるのもいいですね。2019/01/30