内容説明
萌絵の発祥から美青年との男色まで。乙女目線で読み解けば、日本の美術はこんなにディープで面白い。歴女から圧倒的な支持を集めた大人気シリーズ!春画コラム・猫絵の歴史を豪華書き下ろし!
本書には、紙版に収録されていた図版の一部が収録されておりません。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けやき
43
またまた「乙女」でないのに読みました~w とても楽しめました。2016/11/10
ミエル
21
再読なんだけど、私の手元にあるのは一つ前の版らしく装画が違う笑 美術品に絡めた歴史蘊蓄(諸説あり)パートも楽しいし、何より美術史に対する無駄なハードルを取り払ってくれているところが良い。こういうエントリーモデルを学校推薦図書とかにすべきだと個人的には思う。学生の頃、覚えるのがめんどくさそうに思えた文化史や代表的な美術品をカジュアルに伝えることは、自国を愛する人を育てることにも繋がる。歴史でも美術でもメインでは触れてもらえない美術史を普及させたい本作の狙い、私は応援したい。2025/02/13
ゆきこ
19
シリーズ3冊目。「乙女」という独特の視点からの考察が相変わらずおもしろかったです。近世の浮世絵、特に「萌え絵」のくだりが特に興味深かったです。2018/04/23
ち〜
16
このシリーズ好きなんです、分かりやすくて読みやすい。今回は美術史という事で今ブームの伊藤若冲にも触れられていて面白かったです。2016/11/03
getsuki
16
乙女の〜シリーズ第三弾は日本の美術史。相変わらずサブカルネタをぶっ込んで笑わせてくれるね、著者……。真面目なネタが頭から飛びそう(笑)2016/07/29