内容説明
64人の同時飛び降り自殺――が、超都市圏構想“新域”の長・齋開化による、自死の権利を認める「自殺法」宣言直後に発生!暴走する齋の行方を追い、東京地検特捜部検事・正崎善を筆頭に、法務省・検察庁・警視庁をまたいだ、機密捜査班が組織される。人々に拡散し始める死への誘惑。鍵を握る“最悪の女”曲世愛がもたらす、さらなる絶望。自殺は罪か、それとも赦しなのか――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
た〜
121
おいこら、ちょっと待て、待ってください野崎まど。前巻でわけのわからない状態で終わって、今巻ではますます訳がわからなくしただけで次巻に続くなんてありなの?せめて次はあまり時間を開けずに出してくれ2016/07/22
さばかん
99
あの女がもらたす絶望の物語。 あの女に対抗するためにはあまりにも無力。 あの女に対抗するためにはあまりにも無策。 あの女と斎開化はやはり手を組んでいるのか。 あの女と斎開化が目指す場所はいったい何処なのか。 あの女の目的はいったい何なのか。 正崎善は――悪に敵うのか。2016/12/11
まりも
78
野崎まどが送る最低最悪の物語の第2弾。齋開花、曲世愛がさらなる絶望をもたらす話。う、うわぁあああああ。これはヤバい、ただもうひたすらにヤバい。野崎まど史上これほどまでに目を背けたくなる物語があっただろうか。目を背けたい筈なのに、一瞬も目を離すことを許されない。衝撃的な展開という言葉だけでは済ませないレベルでヤベェな。ラスト10ページからの怖さは今年度NO1ですぜ。現状まるっきり理解不能で置いてけぼりを食らっているからこそ、ここから先の展開が気になって仕方がありませんね。次巻はいつ読めるのだろうか…2016/07/23
aquamarine
71
一冊目は「女」。今回は確かに「死」でした。新法をめぐっての議論はつい真剣に考えてしまいましたが、とりあえずメインはこの女!何を考えてる。何を目的に。主人公が後手後手で悲しいです。私も叫びたい…。2019/10/11
Junichi Yamaguchi
64
『死が解決してくれること、死が助けてくれること』… 絶望感… この先の展開を想像するが上手くいかない。 反撃を期待して次巻を待つとしよう。。2016/08/17
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