内容説明
パピヨンの姿をした八百万の神・モノクロと暮らして四ヵ月。祖母の家に帰省した美綾は、自身の才能や適性が見出せず、焦燥感を抱いていた。東京へ戻る直前、美綾は神官の娘・門宮弓月の誘いで夜の氷川神社を訪れ、境内で光る蛇のビジョンを見る。それは神気だとモノクロは言う。美綾を「能力者」と認識した「視える」男、飛葉周は彼女につきまとい、仲間になるよう迫る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mocha
97
美綾って本当は能力者だったのか?自覚がないままに周囲に影響を及ぼすって『RDG』を思い出させる。神道のあれやこれやが出てくるからなおさら…。今回も何の役にも立たないわんこ神に神様=万能のイメージが覆されてしまった。神頼みって結局心の持ちようだということ?まだまだお話は始まったばかりのようで、今後の展開が楽しみ。2017/05/04
hirune
77
何てことするんだ、飛葉周(イントネーション=ピカチュウ)許すまじ!本当に美綾の周りには変な奴ばかり集まってくる^^;しかも変度がエスカレートしているような。それはともあれ、モノクロは可愛いなぁ。だってパピヨンのちっちゃな前足でノートパソコンを操作してるんですよ、チャカチャカって!(//∇//)可愛すぎるでしょ☆2016/10/05
ままこ
64
三巻目を読むため再読。こちらも一回目に読んだ時より面白く読めた。飛葉周しつこかったなぁ。2016/08/19
佐島楓@入院中
50
物語がかなり思わぬ方向に転がっていって、ハラハラさせられた。次巻も読ませていただきます。2016/09/05
ぽろん
49
又、パピヨンのモノクロに出逢えたのは、嬉しかったけど、ストーカー男は、最低。この先、関わらない事を心から願いますが、どうなるやら。この作品でも、神社の薀蓄が語られていたのは大きな収穫。狼を狛犬にしている三峯神社に興味をそそられたが、心身が弱っているとこちらの厳しい気は合わないとか。夏バテ気味の私は当分、無理だー。2016/08/09




