内容説明
ベローナ家はルナでひらかれるサミットを利用して、火星総督ネロの一族を抹殺しようと画策していた。ダロウと彼の養成校時代からの仲間たちの活躍により、一行はかろうじてルナを脱出し、ダロウはネロの側近の地位に返り咲く。ベローナ家の別部隊に占拠された火星を奪還するため、戦力を集結し、艦隊を指揮するダロウ。その友情と愛情、裏切りと策謀のゆくえに待ちかまえるものは……。圧倒的迫力の戦闘アクションSF!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わたなべよしお
13
面白さということで評価するなら、相当に面白いと言わざるを得ない。だって一気読みだもんなぁ。早く「3」が出ないかな❗2016/06/26
やすお
4
「レッド・ライジング」シリーズの二作目の下巻。主人公ダロウが落とされては這い上がり、這い上がっては落とされる。ジェットコースターのような活躍をする。このシリーズは、第一作の最初にダロウの妻イオが処刑されるシーンにインパクトがある。個人的にこの処刑シーンが自分の心に引っ掛かっているという理由で、本シリーズを読み進めている。どうしても中篇はどこかで息切れすることが多いが、本策は中弛みもせず物語が進行するのは見事。もちろん三作目は最高の盛り上がりを見せるだろうから、期待したい。ダロウが救われるといいのだが。2016/08/26
電撃チャック
3
火星の革命大戦争、何でもアリの大量殺戮合戦、胴体切断、首チョンパ。目まぐるしく状況がクルクル変わる情報量過多の超展開大連発。超面白えー!つーかここで終わりかよ!早く次巻を出してー!2016/09/24
のぶ@酔いどれ
3
凄いなこれ。3部作の2作目なのに1作目の3倍盛り上がる(当社比)。完結編が楽しみで仕方ない。知らない著者なので結末がまったく読めないこと含め、超期待。内容については些細な情報もネタバレになりかねないので一切書きません。2016/09/07
海宇未悠(うみゅみゅ☆)
3
くるくると変わっていく状況に、振り落とされないよう付いて行くのが大変でした。色んな秘密が明かされていくけれど、最後の最後は「えっ!?ここで終わるの!?」ってリアルで声が出ましたよ。もう、こうなったら思いもかけない所に主人公の支援者が居ても不思議ではないし、彼の近くに、想像もしなかったスパイが潜んでいてもおかしくない。と言うか、もう誰も信用できない!!!いや、ヒロインは戻ってくるだろうけど、でも、ほんとどうなる事やら……。とりあえず、3巻出てね?2016/07/24