集英社コバルト文庫 毒舌姫と永遠の誓い

著者名：せひらあやみ【著】/くまの柚子【イラストレーター】

集英社（2016/06発売）

• ISBN：9784086017046

内容説明

結婚式を挙げるため、レムシュテッドに旅立ったクリスタとアロイス。だが、道中で何者かの襲撃を受ける。危ないところをカイが助けに入り、敵を撃退するが、一度はゲーラに味方したカイにクリスタは不信を募らせていた。レムシュテッド国王との謁見の場でまたもや毒舌を吐いてしまったクリスタは、結婚前に本格的に毒舌の呪いを解くために、レムシュテッドの精霊に助けを求めたのだが…。

目次

第１章　いざ、レムシュテッドへ
第２章　アロイスの父と、そして兄
第３章　レムシュテッドを加護する精霊
第４章　聖なる泉、解呪への道
終章　二人だけの結婚式
あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ゆずきゃらめる＊平安時代とお花♪]

毒舌姫シリーズ完結巻♪結婚のため、レムシュテッドへ。いつものがらノルトベルクの二人は最後までうるさかった。毒舌の呪いは結局、消えなかったんだな。国境沿いにすんだら薄れるんじゃないかな。レムシュテッドの精霊の祝福はアロイスかな。

2016/04/17

[夜の女王]

☆☆☆　悪役ヨハネスが捕まり、アロイスの家族間の確執とかも簡単にスルーして、すんなりハッピーエンドゴールイン。駆け足な最終巻でした。ただ、肝心の毒舌の呪いは解けず。ま、優柔不断なクリスタには、呪いの時しか本音が吐けないようなので、そのくらいがちょうど良いでしょう。

2013/05/09

[ゆん]

最後まで、毒舌は治らなかったようだけど、それはそれで楽しいかも。義兄と養父の溺愛ぶりがかなり怖い（笑）自国をうっちゃって、式に来るなんてちょっとねぇ…あと出来れば、ヴィルマとアルベルトの話とか、もうちょっと詳しく知りたかったなぁ。

2013/04/08

[凍矢]

ようやっと、主人公の毒舌姫が、幸せになってくれたので、良い気分です。なんだかんだで、最後も笑わせて貰いましたし。王子の嫉妬には、思わずニヤリとなりましたけど。良い感じに終わって、皆ハッピーになれたのでは、と、思います！この話ですっきりした気分になれましたよー。

2014/10/20

[ユイ]

過保護な父＆兄と毒舌は変わらぬまま完結。毒舌は治らなくて良かったです。

2013/03/12