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内容説明
海軍兵士と洋食ディナー。インパール作戦とおでん悲話。疎開した鰻のタレ。特攻の島で生まれた黒糖焼酎など。平成の今に繋がる“明治~昭和初期のグルメ”を“食漫画マスター”の魚乃目三太が心を込めて描きます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおりんご
21
漫画。おでんの話に泣いた。最期に食べたいものってなんだろう。飽食の時代に生きているからか、なかなか思い付かない。舞鶴が肉じゃが発祥の地にしちゃっていいの?府民としては嬉しいけれど、、、コンビーフライス作ってみようかと思ったけれど、最後のオチで断念です。2018/07/22
たまきら
20
戦争と食べ物の意外な関係にびっくりする逸話が今回おもしろかった。東郷平八郎と肉じゃが、とか、オムライスの飾りとか。東京大空襲とウナギのタレの話は本当だったらすごいなあ…でも、将太の寿司でアナゴのツメで似た話があったような…う~む…本当なら食べに行きたいのだが…。2018/01/24
こまったまこ
6
今回も泣ける話とおいしそうな食べ物がてんこ盛りでした。肉じゃがが海軍発祥の料理というのは知っていましたが、東郷平八郎が英国で食べたビーフシチューが元になっていたのは知らなかった。彼がうろ覚えの作り方で再現されたのが本家とは似ても似つかない「牛肉と馬鈴薯の煮物」つまり肉じゃが。久々に食べたくなりました。戦時中のお話はつらく悲しい内容が多いですが、どのお話も最後には必ず温かみのある終わり方で良かったです。続編を希望します!2016/07/21
かなっち
5
1巻が面白かったので、引き続き2巻も手に取りました。昭和初期のグルメを温かく描く、珠玉のオール短編物語です。今巻でも、戦争と思い出の料理を結びつける知られざる秘話に胸を痛め、それでもホッコリして考えさせられました。特に『おでん』と『味噌汁』のエピソードが印象的で、胸を打たれるのです。そして、逆境の中で生まれた料理を初めて知り、肉じゃがが元々ビーフシチューだったとか、オムライスの上にグリーンピースが乗った逸話とか…目から鱗でしたね。前巻同様、飽食の現代を生きれることに感謝しながら…3巻に続きます。2023/06/27
るぅ
4
ビーフシチューが肉じゃがのルーツ!2017/01/17