内容説明
「こんなの、反則じゃない!」
「ククッ。勝ちゃあいいんだよ」
『ソードウォウ』――世界を熱狂させる新時代の異能競技。
最弱の無名選手・阿木双士郎は、最強の新入生リザを初戦で下してみせた――許されざる卑怯な手によって。
騙し、あざむき、裏をかき、奇策にハメて突き落とす。
勝つためにあらゆる術を尽くす冷徹な勝負師・双士郎は、
「行くぜ、馬鹿おっぱい」
「それってまさか私のこと!?」
リザを手駒に加え、悪魔的な策略と詐欺で、平和ボケした最強共を容赦なく喰らい尽くしていく。
最弱の男が最悪の頭脳で頂点へ。
常識を嘲笑う悪党が魅せる、カタルシス満点の痛快大物喰い、開戦!!
※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ナカショー
29
うわースッゴい狡い手口だなー。才能がホントに過らっきしな主人公が、相手を徹底分析し挑発、すり替え、買収、時には自分の命すら用いて相手を打ち負かしていく文字通りのダークヒーローもの。主人公がとにかく外道なのに嫌いになれない不思議な感覚。下手にラブコメにいかないでこのままのペースで突き進んで欲しい。2016/08/13
わたー
29
★★★★★最弱、劣等生、落ちこぼれと言われつつも他を圧倒する能力を隠し持つ主人公は数多く存在すれど、ここまで何も持っていない主人公は初めてだろう。ただ1度の勝利のために相手を調べ尽くし、知略、謀略、奇策を駆使する。勝利のみを追い求める姿はいっそ清々しかった。主人公よりも主人公らしい爽やか王子、主人公と境遇は似ていても真っ直ぐに目的を果たそうとする馬鹿おっぱいなど、脇を固めるキャラたちもよかった。次巻はどのような悪辣な手を使って番狂わせをおこすのか、楽しみである。2016/06/19
水無月冬弥
26
#ラノベ いやあ、面白い。同じように魔力がない設定でも「落第生」とは生い立ちも戦い方も真逆なのがいいですね、それぞれキャラが立っていますし。ダークで卑劣な戦い方は好きですが、あと20戦くらいはあるでしょうが、他の敵に勝つ方法が思いつくかのほうが問題のような気がします。でも、みたい、優勝する姿が! そう思うだろ、アンタも。2016/06/16
ツバサ
24
いやー楽しめました。ステータスが低い主人公の双士郎があの手この手を使って大物を喰っていく姿は正しくダークヒーロー。100回やれば99回負ける、ただその1回の勝ちを「今」持ってくる。その勝利への執念は並大抵なものじゃない。これからどんな手を使って大物を喰っていくのか、続きが楽しみです。あとは、安易にラブコメに走らないでこの1巻の雰囲気を大事にしてほしいです。2016/06/15
真白優樹
18
新時代の異能競技が流行する世界で最悪な頭脳を持つ最弱の少年が無双する物語。―――強者に打ち勝て、全ての手を使って。双志郎、本当の悪役である。だが誰に対しても公平、一本筋は通っている。間違いなく悪の美学を持つ者であり超一流の悪役である。王道だの騎士道なんて知った事ではない、ルールを破らず知略で全てを打ち破る。例えその先に破滅しか残っていなくても双志郎は煉獄へと続く茨の道を堂々と突き進んでいく。うん、最高に面白い。こんな形での最強だってあってもいい。正道ではなくとも自らの道を突き進む。 次巻も楽しみである。2016/06/15
-
- 電子書籍
- ダンジョンに出会いを求めるのは間違って…
-
- 電子書籍
- 【フルカラー】放課後、ラブホで、先生と…
-
- 電子書籍
- お前はまだグンマを知らない 6巻 バン…
-
- 電子書籍
- 双子の帝國 1巻 バンチコミックス
-
- 電子書籍
- パナマ文書 「タックスヘイブン狩り」の…