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内容説明
かつて大阪に「伝説の専門紙」があった――。活字プロレスの元祖と言われるI編集長率いた『週刊ファイト』。著者がプロレスマスコミの番外地・ファイト編集部に迷い込んだのは82年。思い入れをもって追いかけたのがUWFだった。前田日明、佐山聡、藤原喜明、高田伸彦、船木誠勝……第一次、新日プロUターン、第二次、そして崩壊と激動の時代を駆け抜けた若者たちは何を考え、何を背負ってリングに上がっていたのか。紙面に書かれなかった「Uの実像」が初めて描かれる。特別収録対談として、前田日明との 「『週刊ファイト』と前田日明」も収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鉄之助
255
「UWF本」は、数々あれど、客観的な資料や証言をわかりやすくまとめた、決定版だ。1984年4月11日、大宮スケートセンターでの第1次UWFの旗揚げ試合を観戦した、私としては、当時の熱気とファンの戸惑い、の裏にあった真実を再確認できた気がする。圧巻は、旗揚げ戦のポスター。実質的な黒幕であり、顧問の新間寿氏が、選手より大きく中央にマイクを握って立っている、前代未聞のポスターが、稀有の団体を象徴。給料遅配8ヶ月、食べ物も乏しく、貧しかったが、志が高く、キラキラと輝いていたあの頃…。選手たちの息遣いが感じられた。2024/06/05
Y2K☮
33
だいぶ前に休刊した週刊ファイトの名物記者によるUWFの思い出話。噂には聞いていたが、井上編集長の業界への醒めた目線(選手との距離の取り方も含む)及び相反するワーカホリックが半端ない。生業よりも使命や天命、修行に近い。想像以上の薄給と激務に加えて「結婚したら男はおしまい。仕事ができなくなる」とか。プロレスの内実をわかったうえで様々な角度から深読みを試み、各々の感性で楽しむライフスタイルを読者へ提供。あのターザン山本が引き継いだいわゆる「活字プロレス」の元祖は彼だった。ちなみに著者の名字は「ほおかべ」と読む。2022/06/28
0607xxx
12
世代ではないが、UWFひいては前田日明が好きだ。色んな人に翻弄されながら進んで行くUWFという団体と前田日明をはじめとする選手達の逸話は相変わらず飽きさせない。2016/03/21
摩訶不志木
8
UWFに関するエピソードは面白く、最後の前田日明との対談も良かった。プロレス専門誌を作るということのハードさを知ることができた。I編集長やばい。2019/10/30
snakedoctorK
6
青春時代に読みふけった週刊ファイト。 青春時代にはまった、UWF。 なつかしい。2016/03/17
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