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内容説明
1967年、東京。早稲田大学法学部2年生の島耕作(しま・こうさく)は、恋も勉強もそれなりに頑張りながら、平凡な日々を満喫中! そんな耕作を尻目に学生運動はますます激化し、学内から逮捕者も続出! 一方で、希望を胸に新たな人生の選択肢を選ぶ友人達も。そんな中で、耕作も徐々に「未来」を意識しはじめるが――。のちに大企業のトップに立つ男の「原点」となる、波乱万丈の青春譚!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
20
『会長』を読んだあとに『学生』を読むと、島の軽やかさが清々しく感じられる。二十歳という年齢ゆえの、それは軽やかさだ。とはいえ、学生運動の時代、のんきにキャンパスライフをエンジョイとはいかない。ただ、ズルイなと思うのは、運動に傾斜する学生を、どこか冷めた目で見ている視線だ。それは、現代の位置から眺めるからこそできる視点ではないか。歴史の評価が終わっている現在から、運動に身を投じた若者を否定するのは、卑怯な感じがしてしまう。2016/05/30
Kei
5
学生運動がとても盛ん。今となっては信じられないような、北朝鮮は自給自足経済で地上の楽園と呼ばれていた。2017/09/06
こっこ
4
何故学生運動をするのか?今となっては北朝鮮が理想国家だなんて馬鹿じゃないか?と思うけど当時は操作された情報をそのまま信じていたんだなあ~。マルクス主義にしても、ソ連崩壊するなんて思っても居なかっただろうし。陶子はコンプレックスから整形を考えているのかなあ~…。悲しいけど 、そうしないと幸せになれないと感じているなら何も言えない。耕作の一番になりたいんだろうな。2016/08/29
絵具巻
3
文京区立根津図書館で借りました。2017/12/03
クールグレー
3
学生たちのそれぞれの葛藤が面白かった。若い頃はいろいろ考えたよなぁ。相変わらず凄い偶然が重なっているところは漫画らしい。2016/08/18