角川文庫<br> 王妃マリー・アントワネット 華やかな悲劇

個数:1
紙書籍版価格
¥691
  • 電子書籍
  • Reader

角川文庫
王妃マリー・アントワネット 華やかな悲劇

  • 著者名:藤本ひとみ【著者】
  • 価格 ¥682(本体¥620)
  • KADOKAWA(2016/04発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041755181

ファイル: /

内容説明

決断力の無い夫、崩壊していく家庭、迫りくる新時代の波、再燃する恋――。華麗な生活の陰で繰り広げられる壮絶な戦い。孤独の中で王妃が最後の支えとしたものは? 感動の完結編!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mahitarou

5
何冊かマリーアントワネットを立て続けに読みましたが、結局王妃の器がない女性がなってしまったということでしょうか。政略結婚でなんとも可哀想な女性だとは思いますが魅力のある女性だったとは思えません。真実はわかりませんけどね。2014/10/30

クッシー

3
面白くて昨日、今日とで全部読んでしまった。一気にマリーの人生を駆け抜けた感じ。にしても波瀾万丈。若い頃の宮廷生活が夢のよう。下り坂は一瞬。時代が王を求めなくなった途端、民衆は手のひらがえしに王や王妃を罵る。時代に取り残されたマリー。その孤独と苦しみ。時の流れは非情である。民衆や急進派を憎む彼女であったが、やがて赦しの境地に達する。それは己の運命を受け入れたということだろうか。民衆はそんなことに気づかず彼女を罵る。だが、自分の心は自分だけ知っていれさえすればよいのだ。ええい、まとめるのが難しい。2021/12/13

海野藻屑

2
女だから彼女の境遇が悪くて、身近な人さえ距離を置いてくるなんて不憫だと思うが、男性からしたら退廃的な女ってだけになるかもしれない。2017/07/06

笑顔千両

2
政略結婚で嫁いで、気弱な国王のもと勝手気ままに浪費し国の財政難を招き、愛人との恋におぼれ、革命が起きて国外逃亡を図る。その逃亡は失敗、死刑宣告を受けギロチンにかけられ生涯を終える。国王がもとしかりしてわがままなマりーを諌めていたらこんな終焉を迎えなかった?時代の流れで革命は起きていた?マりーに同情はできませんでした、宝塚歌劇の“ベルばら”のマりーは美化されていて、これを読んで目が覚めました。フェルセンとの逢瀬の場面、アデューは二度と会えなさよならなんですね、また会えるさよならはオルヴォワなんですって。2014/05/02

菊見

2
アントワネットの死までに予想外に色々あったんだと知った。王族としての気品、人間としての感情、その両方を見せてくれたアントワネットは、やっぱり魅力的な人物。2012/05/26

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/2372221
  • ご注意事項
 

同じシリーズの商品一覧

該当件数2件 全てにチェックを入れる/全てにチェックをはずす