岩波少年文庫<br> ドリトル先生月へゆく

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岩波少年文庫
ドリトル先生月へゆく

  • ISBN:9784001140286

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内容説明

巨大なガにのって月へ向かったドリトル先生たちは,水や食物を求めての苦しい旅をします.月の世界の住民たちと話をかわすことができるようになり,先生は患者の診療に大活躍.

目次

目  次

 1 月世界へ着陸

 2 色とにおいの世界

 3 水がない!

 4 英雄チーチー

 5 高 原 で

 6 月 の 湖

 7 巨人の足あと

 8 うたう木

 9 植物語の研究

 10 月世界のマゼラン

 11 月世界一周の準備

 12 おしゃれのユリ

 13 さまざまのにおいを出す花

 14 花にも鏡を

 15 新しい着物をつくる

 16 チーチーの語る月の伝説

 17 「会議」のことを知る

 18 議  長

 19 月の巨人

 20 先生と巨人

 21 どうしてオーソ・ブラッジは月世界へきたか

 22 どうして月の住人は先生のことを伝えきいたか

 23 月世界の王様になった人

 24 先生、月世界に診療所をひらく

 25 ふたたびパドルビーへ
   博物学のおもしろさ……長谷川眞理子

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

扉のこちら側

86
2016年687冊め。シリーズ8冊めは月世界での探検。動物も植物も平和な生活を送っているのだが、何かのたくらみも感じる。月の制度では、人間社会の諍いや戦争を反省させられる。月に取り残された先生、次巻へ続く。 2016/09/04

たつや

46
駄菓子屋に通っていた純粋だった自分を思い描いて読むと、すんなり読める。時に、学んだ知識が邪魔になる事もある。ドリトル先生はとにかく、月について平和に戦争のない日々を送る。心配は病気だけ。良い世界です。そして、ここへ来て、やっと、さすが井伏鱒二と思う。2017/03/14

Dai(ダイ)

16
ヒュー・ロフティングの想像した月世界を、現実と較べながら読めて楽しかった。2020/05/21

kaizen@名古屋de朝活読書会

10
月の世界に辿り着くドリトル先生。 月の巨人の謎。 先に地球に送り返されるトミー。 不思議な話は終わりがない。2011/04/23

にゅー

8
期待通りの面白さ。 そして、巨人がいるとか、今度は植物と会話するとか、やっぱり予想外のことばかりだった。 宇宙のこと、月のことを勉強する前に読んでおきたかった…。 でももしかしたら、事実もどこかにあるのかもとワクワクしながら読んだ。 大人に言わせたら、100%非現実的でありえないことなんだろうけど、ドリトル先生には夢を与えてもらえるし、信じたいと心から思わせてもらえる。 いつまでもこの本にワクワクできる人でありたいな。2019/02/06

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