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内容説明
巨大なガにのって月へ向かったドリトル先生たちは,水や食物を求めての苦しい旅をします.月の世界の住民たちと話をかわすことができるようになり,先生は患者の診療に大活躍.
目次
目 次
1 月世界へ着陸
2 色とにおいの世界
3 水がない!
4 英雄チーチー
5 高 原 で
6 月 の 湖
7 巨人の足あと
8 うたう木
9 植物語の研究
10 月世界のマゼラン
11 月世界一周の準備
12 おしゃれのユリ
13 さまざまのにおいを出す花
14 花にも鏡を
15 新しい着物をつくる
16 チーチーの語る月の伝説
17 「会議」のことを知る
18 議 長
19 月の巨人
20 先生と巨人
21 どうしてオーソ・ブラッジは月世界へきたか
22 どうして月の住人は先生のことを伝えきいたか
23 月世界の王様になった人
24 先生、月世界に診療所をひらく
25 ふたたびパドルビーへ
博物学のおもしろさ……長谷川眞理子
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
扉のこちら側
86
2016年687冊め。シリーズ8冊めは月世界での探検。動物も植物も平和な生活を送っているのだが、何かのたくらみも感じる。月の制度では、人間社会の諍いや戦争を反省させられる。月に取り残された先生、次巻へ続く。 2016/09/04
たつや
46
駄菓子屋に通っていた純粋だった自分を思い描いて読むと、すんなり読める。時に、学んだ知識が邪魔になる事もある。ドリトル先生はとにかく、月について平和に戦争のない日々を送る。心配は病気だけ。良い世界です。そして、ここへ来て、やっと、さすが井伏鱒二と思う。2017/03/14
Dai(ダイ)
16
ヒュー・ロフティングの想像した月世界を、現実と較べながら読めて楽しかった。2020/05/21
kaizen@名古屋de朝活読書会
10
月の世界に辿り着くドリトル先生。 月の巨人の謎。 先に地球に送り返されるトミー。 不思議な話は終わりがない。2011/04/23
にゅー
8
期待通りの面白さ。 そして、巨人がいるとか、今度は植物と会話するとか、やっぱり予想外のことばかりだった。 宇宙のこと、月のことを勉強する前に読んでおきたかった…。 でももしかしたら、事実もどこかにあるのかもとワクワクしながら読んだ。 大人に言わせたら、100%非現実的でありえないことなんだろうけど、ドリトル先生には夢を与えてもらえるし、信じたいと心から思わせてもらえる。 いつまでもこの本にワクワクできる人でありたいな。2019/02/06