内容説明
ロサンゼルスで、ある事件が白昼に起こる。祖国で巨額の横領を働いた男に、中国特殊部隊“ドラゴン・スカル”が接触したのだ。彼らは米国へ逃げた人物の奪還を任務としていたが、この時に出た予想外の犠牲者が、ホワイトハウスに激震を与える。IT長者で、大統領の最大支援者の妻子が巻き添えになってしまったからだ。謝罪を求める米国に対し、中国も「人民の金を不正に使い込んだ男を、米国は情報提供と引き替えにずっと匿っていた」と不快感を示す。そしてこの小さな事件が、後に日本を、世界をも巻き込む大戦のはじまりとなっていった。「第三次世界大戦」シリーズ、堂々スタート!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
維新の里の油搾り係
1
フィリピン…2016/04/01
ことよん
0
久しぶりに、アメリカが戦いの表に。サイレントコアは、逆にあまり活躍の場所が無い。内容はともかく、ストレス発散には繋がった。2017/06/24
エラリー
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主に自衛隊の視点から、弾みで始まる世界大戦と日本の巻き込まれ方が描かれる。軍事マニアではない私にとっては、武器や部隊の事を細かく書かれてもピンと来ない。もう少し政治的な駆け引きがあれば楽しめるのだが。2017/05/22
カラヤ3
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現場は本部の無理解に、本部は現場の暴走にいらだつ。そして、対立国上層部の思惑とは異なり、事態はますます混迷の度を深めていく。そのしわよせは結局現場が負う。それはともかく、日本と中国この前も戦争してて(この前のシリーズ)金もつのか?2017/02/25
08041511
0
大作を、予感させる布石があちらこちらに。次巻が楽しみ。2016/11/25