内容説明
炎龍討伐後、異世界の美少女達と資源探査に向かったオタク自衛官・伊丹耀司。しかし立ち寄った村で、レレイが伝染病に侵されてしまう。病を癒やす果実は凶暴な怪異が待ち受ける迷宮の奥に――『特地迷宮攻略編』。初めて「門」を潜り、特地へ足を踏み入れた女性自衛官・栗林志乃。期待に胸躍らせる彼女の前に現れたのは、個性的過ぎる仲間達だった――『栗林志乃 特地にて、斯く戦えり編』。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ナカショー
12
外伝+にてようやくのヤオ回。迷宮の壁を破壊して突き進むのは、攻略とはとても言えないw栗林の話もなかなか面白かったです。下巻も読んでいきます。2016/06/19
AKF-ZERO
10
学術都市ロンデルへと向かっている間のアニメでも語られていない幕間のお話。メインヒロインがダークエルフのヤオ回。伊丹とヤオの関係性にスポットがあてられておりますが、外伝の+α的な巻であるため、読んでも読まなくても以降の展開には影響しません。ヒロインのヤオがお好きなら読んでおけば良いかなと言ったくらいのもの。あっ、もちろん自分はヤオが好きな為手を出しましたがw2017/04/12
niz001
7
ヤオ巻+栗林短編。ヤオが馴染むまで。ロウリィはまだ伊丹と通じ合ってる感出してたんでマシやけど、レレイは熱出しただけ、テュカはガスマスクかぶって留守番とちょっと不憫。2016/03/23
みどり
6
栗林ちゃんのエピソードもうちょっと欲しかったな。 短編集ってことで、実際に本編や外伝を読めばわかることなので、さほど問題はなかったのだけれど。 中途半端な感じ。2021/02/22
nineteen11
6
ヤオのターン。門再開通後の話を読んでみたかったが、時系列的にはレレイの導士号取得のためロンデルヘ向かう途中の話。伊丹が奴隷という立場を承認しないため、自分が伊丹の側にいる意味を見いだせないヤオ。自分の不幸体質を負い目にアピール出来なかったヤオが、伊丹との冒険の中で自分がここにいる理由を見出すまでの話。もう一本は栗林と伊丹の出会い。確かに期待が大きいと裏切られたときのショックも同様に大きいよね。期待してたのが自分の都合で、相手に非がないから文句も言えないし。2017/03/19