内容説明
幾多の困難を乗り越え、テュカはついに父と感動(?)の再会を果たした。後は帰還するのみ……と思いきや、部族間の争いが激化し、伊丹やテュカの滞留する遊牧民の集落が他部族の連合軍に襲撃される事態に発展する。この動乱を治めるべく、圧倒的戦力を誇るケンタウロス軍の前に、一人立ちはだかる伊丹。オタク自衛官が飛竜を駆り、今、伝説の竜騎士となる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ナカショー
17
どうした伊丹。薬と魔法の影響とはいえらしくないぞ。ホドリューはあそこまで突き抜けた性格してるといっそ清々しいな。次巻も楽しみです。自衛隊とは一体……。2016/03/12
ぺぱごじら
13
亜神と繋がる(眷族)ということについて、魔法の影響を受けていない時の伊丹が、些か無神経なのが気にかかる下巻。騒動が起きている場よりも、アルヌスで独り痛みに耐える亜神に同情してしまう。こうした我慢をいじらしくしてしまうから、読む自分は亜神に一番肩入れしてしまうのだけど(笑)。今回はとことん『ゲート』らしさが無い、正に『外伝』なお話。2015-1342015/08/25
サケ太
13
しつこいスマグラー。ついに始まる部族同士の争いに介入する伊丹とテュカ。魔薬でハイになる伊丹。全体としてはシリーズものだから読めてる感じの話。2015/07/13
Susumu Miki(Dik-dik)
11
外伝3 文庫版・下巻。テュカの父親であるホドリューさんの人となりがいろいろと判明する。ケンタウロスのスマグラーはしつこく、面倒くさい。素でそうなわけじゃなくラリったせいの人もいるかもしれないけど、いろいろとダメ人間大集合…(笑)。2015/07/25
葛野桂馬@時津風@ハスター
9
ああ、最後にそうオチを付けてくるか……。確かにおとんがいっぱい言っていたけれども、それを活かすために最後の形をああするのは読めなかった。しかし、今回の外伝はいつもみたいな爽快感がなかったな。伊丹が伊丹っぽくなかったことが原因かな?2015/10/01