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内容説明
【魔法少女VS魔術傭兵】
拉致された希美を救出すべく、あすかとくるみは敵のアジトへの潜入作戦を開始する。だがそこには料理人、番人と名乗る魔術を操る双子の傭兵コンビが待ち受けており、更には非合法な手段で生まれた魔法少女・アビゲイルまでもが二人に襲いかかるッ!! そしてその頃、飯塚率いる魔法戦に特化した特殊部隊『M班』も現場へと急行していた。壮絶な魔法戦の火蓋が切って落とされる――!!
(C)2016 Makoto Fukami (C)2016 Seigo Tokiya
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
exsoy
37
目には目を、歯には歯を、魔法少女には魔法少女を。2020/05/30
トラシショウ。
25
真に伝説足り得たのは死んだ六人の方だ。生き残って「しまった」私達五人ではない。何が「伝説の五人(マジカルファイブ)」だ、平穏な日常に帰らせてくれ。いつまでも続くかの様な束の間の日常を送るも、その身体に流れる魔法少女の血が、それがもたらす異能の力が彼女を血生臭い戦場の空気へと引き戻す。平凡な筈のクラスメイトが魔術傭兵を率いる非合法の魔法少女に拉致される時、彼女のマジカルカランビットが全てを切り裂く。世界観やルール説明を前巻で済ませ、今回一気に本筋を進めて来たので一巻よりもずっと面白い(以下コメ欄に余談)。2016/04/25
磁石
16
やっぱり拷問ガスが発生してしまった……。しかも、ただ愉しいからやっているのではなく、事務作業程度にしか見なさない精神性で事を行っている。味方も敵も魔法少女も、互いに掛ける慈悲がミジンコほどにも無い。プロ精神の悪しき例。10代の少女たちに、ソレも夢と希望の魔法少女にそんなことを要求するとは、ひどいよ! こんなのあんまりだよ!2016/08/02
サケ太
15
サツバツ!ロシアの魔術傭兵がとても良い。システマ使いとか燃えた。魔法少女や魔法道具が世界のパラーバランスにさえ関係してくるとは。少女でいられない魔法少女たち。ハードな描写も多くて好き。2016/03/28
T.Y.
14
あすかの新たな友達にして公安職員の娘・牧野希美が敵に拉致される。公式の部隊はまだ動かせない状況で、あすかとくるみの出番。同時に、かつての仲間の3に目・ミアも日本に向かうか…。敵は魔法少女、その狙いも魔法少女……というわけで、世のため人のためではない、彼女達自身の問題としての戦いが始まっている。ただその主題が「魔法少女」であることの意味はまだこれから問われねばならぬかと。拷問のえげつなさと、主人公の歴戦の強者ぶりを伝えるアクションは素晴らしい。2016/04/13