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内容説明
【身に宿る精霊に懸けて…】
精霊「水の守り手」の卵を身に宿すチャグム。卵の成長に伴い、大きな試練が襲いかかる。それは二つの命を懸けた戦い…! 藤原カムイが描く、アジアンハイファンタジー、ついに最終第3巻登場!!
(C)2008 Kamui Fujiwara (C)上橋菜穂子/偕成社/「精霊の守り人」製作委員会
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海猫
101
完結巻。怪物ラルンガをめぐるアクション描写が漫画ならではの迫力。原作小説を読んだ直後にこの漫画版を読んだが、十二分に読み応えがあった。同じ話を繰り返し読むにしても小説には小説の、漫画には漫画なりの表現があって楽しめる。また藤原カムイが漫画表現の地力を見せてくれたのも素晴らしい。明日から放映が始まるドラマ版が映像表現ならばこその魅力があるとなお嬉しい。そしてアニメ版も評判良いようなのでいずれ鑑賞しよう。2016/03/18
sin
39
自然と語られる女用心棒の過去をプロローグに、歴史の暗部が解き明かされるこの巻では、いよいよ出現した真の脅威に敵と味方がひとつになって立ち向かう。守り続けた“卵”は無事に海に届くのか?その本編の結末には途中経過ではさまれたわかりやすい伏線の結果が待ち構えているが、エピローグで主人公の行く末は明確には語られない。でも、きっと穏やかなものであろうと信じています。2015/08/29
月子
25
三冊で綺麗にまとまってました◎ 原作のどんだけ分なんだろう?2016/03/02
ぐうぐう
23
真相は世界を反転させ、世界の真の姿を見せはするが、何よりも肝心なのは、真相に辿り着こうとする意志と行動こそなのだと、この物語は教えてくれる。藤原カムイの精密かつ魂のこもった画は、まさに原作の主題を表現するのに相応しい。最後まで描き終わった時、カムイは感無量だったはずだ。それは読者が最後のページを閉じた時に思う、感無量が証明している。原作者である上野菜穂子もきっと、同じ思いだったのではないか。それほどに感動的な、これはコミカライズだ。2023/11/03
カブ
23
面白かったぁ!原作も読んで見ようと思います。2017/12/30