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内容説明
【百年に一度、人に宿る奇跡。】
帝の手から逃れるため、逃亡生活を始めた女用心棒・バルサと皇子チャグム。チャグムに宿る不思議な力が次第に紐解かれてゆく…。藤原カムイが描く、アジアンハイファンタジー、2巻登場!!
(C)2008 Kamui Fujiwara (C)上橋菜穂子/偕成社/「精霊の守り人」製作委員会
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sin
37
1巻では逃避行の始まりと、追手“狩人”とのアクションがアクセントになってテンポよく物語が進みましたが、この巻では一転して出来事の真相に迫ります。なんといっても出会いや、物語の展開に勿体ぶったところがないことに好感が持てます。2015/08/29
海猫
31
2巻は1巻に比べて地味な展開ではあるけれども、それゆえに漫画としてしっかり世界観が構築されてるのがよくわかるなあ。そのあたりの表現に藤原カムイならではの個性も漂っているし。3巻へ。2010/08/21
月子
23
トロガイの見た目がおじいちゃんなのかおばあちゃんなのか悩む(笑)2016/03/01
ぐうぐう
22
伝説は力のある者達によって都合良く改竄されていく。けれど、虐げられた者達も伝説を飾ることがある、なぜならそうしないと人としての誇りを保てないから、とタンダは語る。あるいは、信じる神もまた、国によって違い、とはいえ、よその国の神話ゆえに馬鹿にすることはない、とトロガイは言う。「どこの国の人でもみな…気が遠くなるほど長い年月をかけて……この世の本当の姿と成り立ちを知ろうとしてきた……」からだ、と。原作のこのような解釈を、藤原カムイはじっくりとページを割いて描く。(つづく)2023/11/03
カブ
22
原作はもっと長いお話のようですが、漫画だとスイスイ読めてしまいます。結末が気になります。2017/12/30