岩波文庫<br> 詩の誕生

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岩波文庫
詩の誕生

  • 著者名:大岡信/谷川俊太郎
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • 岩波書店(2021/11発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
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  • ISBN:9784003121511

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内容説明

詩とは何か,詩が生まれ死ぬとはどういうことか――.言語以前の詩について,刻々の詩を感じる人間の瞬間の意識について,あるいは七五調の呪縛力についてなど,詩をめぐる万古不易のトピックに,現代詩に大きな足跡を残すふたりが果敢に切りこむ,白熱の対話による詩論.日本的感受性,日本語,日本文化を根源から探る.

目次

Ⅰ┴詩が死んでいく瞬間┴詩の社会的な生き死に┴言語以前の〈詩〉┴詩的原体験 谷川俊太郎の〈朝〉┴詩的原体験 大岡信の〈夜〉┴詩意識 世界の奥行の深まり┴詩における言葉と現実┴和歌 和する歌┴言語化された詩の出発┴詩人の発生 普通人以上と以下と┴現代世界の詩人の位置について┴日本語の世界の豊かさ┴散文脈を根にして 日本語の散文性評価┴散文脈を対立物として 日本語の多様性発掘┴Ⅱ┴言葉に自分がひっかけられてくる┴言葉の富をアノニムに自分のものにする┴さくらより桃にしたしき小家かな┴マザー・グースの唄┴七五調的なものにやっぱり深く縛られている┴「コップへの不可能な接近」(谷川)/115「壜とコップのある」(大岡)┴一つの「有」もなく一つの「非有」もなかった┴妖精のように跳びまわっていたいのだよ┴Ⅲ┴一人・相手・読者┴古今集・歌合・連句┴結社・同人雑誌・添削┴言葉・現実認識・一対一┴芭蕉・後白河院・スナイダー┴日本的感受性・個性・想像力┴連詩・同世代読者・戦後教育┴挨拶・暗誦・現実感覚・言葉┴あとがき(高田宏)

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