内容説明
「俺は世界を救わない。ゴブリンを殺すだけだ」
その辺境のギルドには、ゴブリン討伐だけで銀等級(序列三位)にまで上り詰めた稀有な存在がいるという……。
冒険者になって、はじめて組んだパーティがピンチとなった女神官。それを助けた者こそ、ゴブリンスレイヤーと呼ばれる男だった。
彼は手段を選ばず、手間を惜しまずゴブリンだけを退治していく。そんな彼に振り回される女神官、感謝する受付嬢、彼を待つ幼馴染の牛飼娘。そんな中、彼の噂を聞き、森人(エルフ)の少女が依頼に現れた――。
圧倒的人気のWeb作品が、ついに書籍化! 蝸牛くも×神奈月昇が贈るダークファンタジー、開幕!
※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
θ(シータ)
129
「……めんなさい……ごめ、なさい……ごめんなさい、ごめんなさい……っ!」ラノベ界初のやる夫スレ発の書籍化作品。手段を選ばず、手間を惜しまず、ゴブリンを退治していく。これはそんなゴブリンへの執念を燃やしている男の物語である。ただゴブリンを殺していく物語かな?と思っていましたが想像以上にハードでシビアな物語でしたね。作中のゴブリンに敗北した冒険者の扱いの酷さといえばもう…筆舌に尽くし難いです。(特に女性冒険者)しかし、この容赦のないえげつなさこそが本作における魅力の一つなのでしょう。星四つ【⭐️⭐️⭐️⭐️】2016/06/09
芳樹
108
【電子書籍】9月最後の読了作品。アニメ、漫画ときて、Bookwalkerのキャンペーンを機会に文庫へ。映像化したものよりも、情景や心情の描写があっさり目なんですね。大変面白く読みました。引き続き読み進めたいです。2019/09/30
シータ
74
本当にダークファンタジーでしたわ。ゴブリン倒すことに凄い執念を燃やしているゴブリンスレイヤー。そんな彼でも条件次第ではゴブリンに勝てないこともあり、単純な俺TUEEEモノではないですね。人間とゴブリンの生死を賭けている描写がリアリティあってとても面白かったです。2018/02/27
まりも
70
ゴブリン専門の銀級冒険者「ゴブリンスレイヤー」が、ただひたすらにゴブリンを殺し続けるファンタジー作品。思ってた以上に面白い。ゴブリンのやってる事もえげつないが、それ以上に主人公の合理主義的なゴブリンの狩り方が凄まじすぎてヤバいですね。ゴブリンに人生を狂わされた男の復讐劇でもあるので、主人公の姿から鬼気迫るものを感じ、読んでいて圧倒されました。女神官と牛飼娘だけがこの作品の癒しやで。今まで一人でゴブリンを狩っていた主人公が、仲間に助けを求め、共に戦うラストは胸が熱くなった。次巻も楽しみです。2016/02/14
ダイ
66
過去にゴブリンに村を滅ぼされ姉を失った青年がゴブリン退治を専門とした冒険者になって狩り続けるという異色の作品ですね。グロくてエグいシーンも多々ありますが面白く読めました。また、登場キャラに名前が無く種族と職業名で呼称される所も斬新ですね。主人公のゴブリンスレイヤーは無口で不器用で変な部分も多いですが、狂ってる訳では無く本当は優しく頼りになる男でした。なので終盤のゴブリンの大群の侵攻でパーティーメンバーや冒険者達が力を貸してくれる場面は胸が熱くなりましたね。この1巻で綺麗に終わってますが続く様で楽しみです。2018/08/29
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