内容説明
ポンタがドラム越しに見た70年代名盤の裏側
日本屈指のドラマーである著者が、膨大なキャリアの中から、“ 赤い鳥”から始まった70年代の参加作品についてインタビュー形式で語り尽くす。本書で紹介しているアルバムは、いずれも日本の音楽シーンにおいて、大きな意味を持つ作品ばかり。深町純、吉田美奈子、山下達郎らメイン・アーティストはもちろんのこと、盟友であった大村憲司(g)、高水健司(b)ほか、素晴らしいセッション・ミュージシャンたちとの交流、音楽的に高め合う様が生き生きと描かれていく。すべての音楽ファンはもちろん、リズム、グルーヴなどについての金言、当時の機材についての話など、ドラマーにとっても必見の内容が満載だ。
目次
■赤い鳥『美しい星』、『祈り』
■五輪真弓『冬ざれた街』
■深町純『IntroducingJun Fukamachi』
■深町純&21stセンチュリー・バンド『六喩』
■ポンタ村上『Introducing PONTA Murakami ~ 驚異のパーカッション・サウンド!!』
■深町純 with ブレッカー・ブラザーズ『Spiral Steps』
■吉田美奈子『MINAKO』、『FLAPPER』
■山下達郎『SPACY』
■高中正義『TAKANAKA』
■松岡直也&ウィシング『The Wind Whispers』、『MAJORCA』
■渡辺香津美『KYLYN』、『KYLYN LIVE』
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
阿部義彦
10
私の青春時代を彩った名盤の数々、山下達郎、吉田美奈子、坂本龍一、高中正義などで特色のあるドラムを披露したドラマーのインタビュー集です。今回吉田美奈子さんの金字塔「フラッパー」を聞き直しましたが、打楽器で歌いまくってますね、当時は意識してませんが改めてパターンと、手数の豊富さに唸らされました。ブラスバンド出身でクラシックの素養がありそのあとジャズにハマり、新しいことを貧欲に求めてシンバルを割ったり様々な新機軸を取り入れて仲間(佐藤博、大村憲司)と共に最先端を突っ走った秘密がここに。色っぽい音色が凄いです。2016/01/31
波 環
3
ポンタさんの本は数種類でているけれど、本人の口調がとてもよく出ていると思う。音楽について話しながら、それをうたい始めたり、どんどん思い出していってしまって脱線しそうになるところを踏みとどまるインタビュアーの腕がよいと思う。70年代の名盤について語っているがすでに鬼籍の人物も多い。ポンタさんはいつまでも元気でいてね。2016/01/26
nanasibunka
1
名ドラマーがキャリアを築いていく過程で関わったアルバム製作やミュージシャンたちについて語る。70年代音楽史の証言。2022/05/17
sige
1
日本を代表するセッションドラマー、村上”ポンタ”秀一氏が、70年代に参加した数々のアルバムを元に自らの音楽キャリアを語るインタビュー本。ライブやレコーディングでの様々なミュージシャンとの出会いは国内にとどまらず、アメリカへ。そこで得たものを日本での「ヘッド・アレンジ」に用いて数々の名盤を作り出してゆく。今では考えられない活動やエピソードの数々は今読んでもとても興味深く、刺激的。「メロディで叩く」「ドラムで唄う」ポンタさんの言葉に感銘を受けて、自ら楽曲とドラムに向き合っていた頃を、この1冊で思い出しました。2019/01/28
beeline
0
インタビュアー年齢若いのによく勉強している。ポン太さんの自伝「自暴自伝」と併せて読むとさらに面白いと思う。続編希望。2016/03/13




