出版社内容情報
太平洋戦争中,日本の船舶・船員に多くの被害が発生。戦後60年以上を経た今,それらの記録を集め多角的に分析を加えた貴重な資料
内容説明
先の大戦での日本商船隊及び前線での接続輸送や監視活動に徴傭された多数の漁船・機帆船等について、全ての既刊資料を参考にして、被害船舶及び人命について総まとめを行った。
目次
1 海上補給作戦破綻の背景と戦争継続能力への影響
2 商船隊及び船員等の被害
3 輸送船団の展開と被害
4 被害分析結果の総括
5 現代への教訓
添付資料
著者等紹介
宮本三夫[ミヤモトミツオ]
1927年栃木県生まれ。1945年海軍経理学校卒業。1952年東京大学経済学部卒業。三井船舶株式会社(現商船三井株式会社)入社、約1年半乗船勤務を経験。1968年~87年国連貿易開発会議(UNCTAD)事務局海運部勤務。発展途上国の海運振興施策及び国連国際複合運送条約の制定並びに批准促進活動に従事。1990年旧海事国際開発協力センター顧問として「南太平洋地域島嶼間輸送調査」に参加し、太平洋戦争時の日本軍および連合軍の前線基地であった各地を視察(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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