伊藤潤二傑作集 4 死びとの恋わずらい

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伊藤潤二傑作集 4 死びとの恋わずらい

  • 著者名:伊藤潤二【著】
  • 価格 ¥999(本体¥909)
  • 朝日新聞出版(2015/12発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784022140623

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内容説明

幼いころ住んでいた街に母と戻ってきた娘が幼なじみの少年と再会する。その街には、霧の濃い夕暮れの四ツ辻に現れる、魅惑の美少年の噂が……。ホラーコミック界の旗手・伊藤潤二の傑作。鮮烈の血しぶき絵巻、全話を一挙収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ロア

23
怖い!けど笑える!テンション高めな女性たちが最高です(*≧艸≦)2019/09/22

しぇん

15
ホラーはやはり理不尽じやないとね……。伊藤先生の作品の中でも最後までまっすぐ恐怖と戦う主人公が印象に残りました。結果は負けたんでしょうが、最後に正の噂話を生むという希望を生み出しているのが伊藤先生の作品の中でも珍しいなと思いました。2018/07/21

直人

15
実写映像化もされているタイトル作(観たことはないんだが),初期の作品に較べると洗練されてきた感がある。 それでも,伊藤先生自身の感性が独特であることは変わってはいない。 収録されている《怪奇ひきずり兄弟シリーズ》はコメディ色満載で,ホラーとのバランスもステキだ。2018/07/06

kei-zu

14
なんて素敵な題名なのでしょう。でも、顔色が悪く生気のない主人公に付いたあだ名が「しびと」って、絶対に後付けですよね(ほめてる)。 物語の展開は、読み切りのような独立したストーリーが連なる、先行きの見えないグルーヴ感。というと聞こえが良いが行き当たりばったり(ほめてるんだってば!)。 それでも、最終話は感動的で、著者の力量を見る思い。2023/08/17

そのじつ

14
街角にさしかかると声をかけられる。「あのう私の恋は実るでしょうか」辻占というらしいが、そんな不思議な風習が日常的に行われている町が舞台。10年ぶりにこの町に帰ってきた16歳の少年が主人公。彼はこの町でかつて起きた忌まわしい事件とかかわりがあった。そして再び今、凄惨な事件が起き始める・・・。死ぬのは女性、皆、恋に狂って死んでゆく。「異常な執着」というモチーフは伊藤潤二の得意のテーマだ。本作は読み切り連作4本でひとつのミステリを追っていくのだが、謎解きというよりは、物語は登場人物たちの心理状態の移行にフォーカ2016/11/17

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